えっ?

ちょっと待って

12月なんですけど…

あっという間に年末になってそうな勢い

この調子だと一生終わるのも

あっという間かもしれんww

 

さて、先日妹一家と一緒に

蟹を食べに行くことになった

実家から車で約1時間半ほどの海辺の旅館

 

予約を入れてくれていたのでスムーズに

部屋に案内される

テーブルには大皿に盛られた蟹、蟹、蟹

その横には茹でた蟹も鎮座している

 

 

おおぅ 良い景色

テンション上がる

 

それぞれ飲み物を頼み乾杯もそこそこに

鼻息荒く蟹と向かい合う

おっしゃ!気合は十分だ!

 

まずは焼きガニ

目の前の網の上に置かれた蟹の足

炭火で焼かれた蟹の香ばしさと甘み

 

 

たまらんやないかい!!!

と感動する

焼きすぎるとぱさぱさになるので

そこはよい塩梅で網の上から蟹をとり

身を剝かねばならない

 

ただ焼いただけなのに

至宝のうまさ

無心でカニの殻から身を取り出す作業に

没頭する

 

時折夫が「うわっ、汁とんだww」とか

「身が落ちたww」と言いながら蟹と

格闘していたが(子供か!)

汁もとびましょうよ

そりゃそうでしょうよ

妻はそんなことにかまってはいられない

蟹刺しだって食べなければならないし

ここはまだただの通過点よ

 

 

そうこうしていると

蟹味噌グラタンみたいなのが出てくるし

(これがまた濃厚な味)

牡蠣も出てきた いやっほい♪

 

 

茹でガニだって三杯酢で食べたい

 

まずは蟹を裏向きにする

そして集中するのだ

片手で甲羅を抑え片手で蟹の足を

がしっとつかみ

うぉりゃーと

バッキバキに折って甲羅から外す

「おおー、ヤクザの拷問シーンのようやないか」

と夫が言う

いらんねん、カニ食べにバイオレンスは

必要ないねんw

 

 

お鍋も用意されていたがもうおなかが

はちきれんばかり

だがしかしですよ

〆の蟹雑炊まではいきたいじゃないか

茹でガニは一杯をみんなでシェアして

後は持ち帰ることにした

 

大変満足であった

おなかも一杯、心も満たされた

 

 

蟹はやっぱり家族や友人と一緒に食べるのが

楽しい気がする

結局無言で殻と格闘している時間が長い

ので会話は弾まないけれど

何というのか蟹と対峙する同志のような

気がしてきて不思議と絆が深まる(気がするだけ)

 

今はもう蟹を見るだけで

おなかがいっぱいになってしまう

しばらく蟹はいいな

と思っている

 

しかし1か月ほどすると

無性に食べたくなるんだな、蟹が

何、これは蟹の呪い?