連休初日の23日
プリンスアイスワールド『BROADWAY CLASSICS』
滋賀公演に行ってきた
１月の東京公演で
大ちゃんがプリンスアイスワールドのキャストと
一緒にムーランジュールを滑るっていうので
これは大変！見なくてはいかん！！と慌てて
チケットを２公演分取ったのだ
それなのに結局滋賀公演ではムーランルージュは
滑らないということだった（泣）
無念じゃ、見たかったなー
と若干の残念な気持ちを引きずりつつ
向かったわけですが、これが大変楽しかったので
簡単に（ほんまか）感想を記しておこうと思う
プリンスアイスワールドのショーに来るのは
前回の滋賀公演以来だ（２０１８年）
今回はブロードウエィミュージカル
知ってる曲も知らない曲もあったけれど
プリンスのキャストが群舞で魅せ
ソロでも魅せた
もともとミュージカルが好きで
舞台も見にいく私
オンマイオウンが流れたとたん
鳥肌だった
この声は島田歌穂ではないか？
もうかれこれ30年以上前になるが
初めてレミゼラブルを見た時のエポニーヌは
島田歌穂だった
私の中ではいまだに最高のエポニーヌ
プリンスのメンバー（五戸桃代）が
演じる「On My Own」
もうね、泣くよね
それだけじゃない
今回私のお気に入りのひとつは
小沼君が演じた「Bring Him Home」
よいのよ、これが！！
なんかね、プリンスのメンバーが
ソロ滑ってるのがいいよね
そしてミスサイゴンの「命をあげよう」
あかんわー、これも泣くわー
浅見琴葉さんの滑りが音楽と重なって
どんどん感情を高ぶらせていく
キムはなんか他に方法なかったん？
ねぇそれしか思いつかんかったんって
号泣したよね、
全部クリスのせいやんね（泣）
そこからの「Tomorrow」
キッズスケーターが出てきて
明日になればいいことがあるって歌うんですよ
泣けるわー、このつなぎは泣かしに来てますね
なんかこの勢いで書いてたら終わらん
ゲストスケーターで特に印象に
残ったのは大ちゃんたちは別として
真凛ちゃんと刑事君
本田真凛ちゃんの華よ！
まぶしいほどの光を放っておられたよ
かわいかった、美しかった
田中刑事くんの「オペラ座の怪人」
大ちゃんのあふれるエロスを
受け継ぐのは君ですね！
破壊力すさまじかった
昌磨君は今期のフリープログラム
どんだけジャンプ跳ぶんすか！！って
ぐらい４回転バンバン跳んでた
もうリンクが狭すぎて狭すぎて
ドキドキしましたよ。
我らがかなだいはっていうと
「Birds/MAKEBA」
あっ、この人らもまぶしいぐらいに輝いておる
あの腹筋よ！美しい
夏にフレンズオンアイスで見た時より
こなれているっていうか不安要素がなかった
ジャンプも安心して見てられた
滑走屋からそんなに時間もたってないし
疲労はどうなんだろうとか
リフトの練習はちゃんとできたんだろうか
とかいらん心配をしてしまってたんだけれど
もう全然ですよ全然の余裕でしたわ
よかったわー、会場もめっちゃ
盛り上がっていた、楽しーーー
そしてプリンスアイスワールドの見せ場
多人数でシンクロしながら滑っていくところ
後ろ向きに並んで交差していくのとかやっぱりね
一日、二日でできることじゃないんですよ
滑走屋見た後だから余計にその難しさが
わかって、さすがだわーと感心しきりですわ。
２部になったらあっという間にフィナーレ
どことなく昭和の香りがする曲
どっかで聞いたことあるけどなんやった？
「One Night Only」
ドリームガールズの曲でした
日本語で歌うとすっかり昭和歌謡だったわ（笑）
ちょっともっさいのにしっかり
盛り上がって楽しかったです
小さな子供のスケーターから
プロのスケーター、そして現役バリバリで
世界のトップで戦っているスケーターの
演技まで幅広くみられるって、そこまで
フィギュアに興味がないお客さんにとっては
おいしいショーだよねーと思いました
荒川静香、安藤美姫、織田信成が出てきたら
ざわざわってするんですよ（もちろん高橋大輔も）
なんていうかね、
「待ってました！」って感じになるんですよ
「あっ、ミキティや！」って言ってる人もいて
美姫ちゃんのことをミキティってよぶあたり
トリノ世代の人ですやんねぇ。
普段はテレビでスケートを見るぐらいの層が
見に来るアイスショーはネームバリュー
大事やな。
私の一つ隣の方は初めてアイスショーを見に
「あの、ほら背の高い子おるやん（小林宏一くんね）
あの子と高橋大輔は昔ジャニーズやったんやで」
つうね、一体どこ情報やそれは、みたいなことを
口走っているおばさんとかもいて
ほんとなかなかに観客席は色とりどりでした（笑）
ちなみに宏一君は確かにジャニーズにいたことが
あったけれど大ちゃんは違うで（笑）
で、プリンスアイスワールドはショーが終わってから
ミーグリっていうのがあるんですよ（ミート＆グリート）
なんのこっちゃ？な話ですが簡単に言うと
出演者がリンクを一周してくれて観客が
写真を撮っていい時間なわけです
いろんなポーズをとってくれるので
私も張り切って２階のスタンド席から
写真撮りましたよ
あとでアイフォンの写真フォルダみたら
えっ、なに、この金色のシシャモ。。。
大量に今一つな写真ばかり
やっぱりカメラ持って行かないとあかんなぁ
（何とか撮れてた写真たち）
さて、今回ものすごくスペシャルな
出来事があったので是非聞いてほしい
１公演目が終わったので２公演目までの時間
一度外に出て目の前にあったベンチでおにぎりを
食べていたんですよ。
したらば友人が「あれ、誰か階段上がってきたよ」
っていうのでよく見ると館内の階段をあがって
きたのは高橋大輔！！ 呼び捨てｗ
えっ、え、えええええ（動揺）
なぜどうして？
そういえばショーの後に能登地震の募金にキャストが
立つっていうようなアナウンスをしてたんですけど
２階の出口にはそれらしき人も立っていないし
そんな雰囲気もなかったのに
なぜ、今頃・・・
大ちゃんとかなちゃんが立った途端
わらわらと人が集まり始める
行かなあかん！！
募金や募金やーーーーー！！！！！！
財布を見る、１０００札を握りしめ
どさくさに紛れて募金の列に並ぶ
（これは決しておひねりやない、社会貢献
と、自分に言い聞かせながら・・・）
もうね、なんの心の準備もできてないわけじゃないっすか
並んだのはいいものの順番が近づいてくると
緊張で、なんだかおなかが痛くなってきた
あかん、さっき食べたおにぎりの明太子を
もう一回産卵しそうやわ。
落ち着けーーー、落ち着け私！！
そう言ってるまに
目の前に大ちゃんですわ、高橋大輔
うわっ、びっくりするぐらいまぶしいっ！
目がつぶれる！！！
まずい
私の鼻息で大ちゃんが吹き飛ばされる
どどどどっどどうしたらよいのかわからん
とても挙動不審な怪しいものになりながら
「かっ滑走屋行きました」って言いました！！
もしかしたら叫んでいたかもしれん
大ちゃんの
「あっ」って声、聞こえました
聞こえましたーーーーーーーー（泣）
「めちゃめちゃよかったです！！！！！」
って言ったら
「ありがとうございます」って
私の目を見て答えてくれたんですわ（倒）
頭まっちろですやん
横にいたかなちゃんが
「わーっ」って感じで
喜んでくれた顔は覚えておる
天に召されました
今、私、高橋大輔としゃべったやんな
これは夢でも妄想でもなくしゃべったやんな！！
と友人に確認した
「しゃべってたっ間違いなく
大ちゃんと会話してたでメグちゃん」
と言っていたので私の夢ではない現実のはず
顔ちっちゃい
あのちっちゃい顔にはっきりした
パーツが集まっているので
顔中、目みたいな印象なんですが
そらまぁイケメンっすよ。
生の高橋大輔、ほんまにイケメンっすよ
いや、冷静になれば
「滑走屋のグッズ再販してほしい」とか
「氷艶のチケットも取りました」とか
言えばよかった、と思わないでもないけれど
泡吹いて倒れずにいれたことだけでも
自分をほめたい（泣）
おそらく募金箱は１階の出口のあたりかな
と思っていたので帰りに寄って気持ちだけでも
募金してこようとは思っていたんですけどね
まさか、こんなスペシャルな出来事がおこるとは
思ってもなくて本当にラッキーでした
そういえば以前一度だけこの近距離で
大ちゃんに声をかけたことがある
あれは大ちゃんがニューヨークに行く前の
神戸であったチャリティショーの募金時
その時も今回一緒だった友人と行ったのだが
微笑んではいるけれど空洞みたいな目で
「あとざいますー」って言っていた
あの時の悲しくて不安な気持ち
大ちゃん、幸せになってと心から願ったあの日
あれから９年かな？ですよ
あの時の私に
「大丈夫や、大ちゃんは大丈夫や」って
声をかけてあげたいよ。
まぁそんなマジカルなことがあった
今年のプリンスアイスワールド
最寄り駅まではバスが随時ピストン運転
してくれているのだけれどバス待ちは
いつものごとく長蛇の列
ただ、今回驚いたのは
駐車場（臨時駐車場が少し離れたところにある）に
向かうバスも長蛇の列だったのだ
それだけ地元の人がたくさんきていたんだなぁと
思うとなんだかとてもうれしい
アイスショーがもっともっとメジャーに
なってエンターティメントとして周知
されていくといいなぁと本当に願っている。
滑走屋、滋賀に来てくれてよいんやで。
っていうか、来て！！ 待ってる
◆出演者
【キャスト】プリンスアイスワールドチーム
【ゲスト】荒川静香／安藤美姫／宇野昌磨／鈴木明子／織田信成／田中刑事／無良崇人／本田真凜
★追加ゲスト：村元哉中&高橋大輔