小学三年生になるころ、今までにない感染症が

流行し二人の少女、冴と小晴は不自由を余儀なくされる

母子家庭の冴は中学生になっていじめにあい、小晴は

休校あけに登校するきっかけを失って以来、引きこもりに

なってしまう。

それでも周囲の人々の助けもあり、やがて就職の

季節を迎えた

 

 

ほんまになんだったんやろね、あの数年間

たくさんの方が亡くなってるしいろいろと

仕方なかった部分もあるけれど、子供たち

かわいそうやったよね。

感染を拡大させてるのは若い人みたいな

風潮もあって本当に不自由な数年間を過ごさ

なくてはならなかった。

 

冴(さえ)は夜の仕事をしている母親と暮らしている

母子家庭だったが母親からの愛情はたっぷり

受けて育っていた。

幼児教室で子供を教えている母親と暮らして

いる心春(こはる)

それぞれ別の小学校に通っていて小さいころの

2人に接点はないわけだけれど彼女たちが

小学生の時に感染症が広がったという設定

 

ちょっとしたことがきっかけで不登校になる二人

そんな彼女たちは就職面接で出会うのだ

 

瀬尾まいこさんって

学校での子供たちの人間関係とか

いろんな家庭のなかで暮らしている子供を

描くのが本当にうまいですよね。

やっぱりそれはご本人が教師をしていた

経験からくるものなのかな。

 

この2人以外にもネグレクトされてる少年とか

引きこもり中でネットの中だけの友達

だった少女とかも出てきて、みんな

いろんなものを抱えているわけですよ

 

何度も何度もこみあげてくるものが

ありました。

どんなにひどい環境で育とうと

子供にはどうすることもできない

明日生きていけるかしかない。

 

いや、もうね、みんな幸せになってよと

思いながら読みましたよ。

 

冴はもちろん、蒼葉くんにも

とびきり幸せになってほしかったし

小晴は何かきっかけがあれば大丈夫と

思えたけれどカナカナは心配した。

家庭教師の樋口君もありがとう。

 

不自由でよくわからなかった時代だけど

なんかね、悪いことばかりでもなかったかな

っていうね、そんな中で出会ったことや

知ったこと、得たものもあって

それがこれから未来の自分にとってかけがえの

ないものだったりもするんですよ。

 

うん、どんな時代だってどんな時だって

やっぱり子供は未来に向かっていてほしい

そんな作者の願いも感じることができる

お話でした。

 

ぽってりフラワー ぽってりフラワー ぽってりフラワー

 

よねちゃーーーーーん!!

いた、よかった! 心配した

「虎に翼」です

 

一人前の弁護士になるために

前進していく寅子

裁判官の試験に受かった花岡君と2人で

お祝い。

さすがの花岡君も察したのね

結局何も言えなかった花岡君が切ないわw

 

特高の人ら顔色悪いわ、人相も悪いけど

逆らったらなぶり殺しにされるイメージなので

もうみんな気を付けて( ノД`)シクシク…

 

戦争の影が濃くなってきたなぁ

 

猪爪家から出て行った優三さん(仲野太賀)が

とても心配

「いだてん」の時の学徒出陣は辛すぎて

もはやトラウマ

仲野太賀を戦争に行かせないでくれないかな

頼むよーーーー