なんとなく録画していたこのドラマ

映像の感じも劇中の曲も良いなぁと思っていたら

脚本・演出 源孝志、 曲・阿部海太郎

おおおーー、これは私の大好きな感じやないか!

と、期待値も上がるわけですよ。

 

どんな話かっていうと

妻(尾野真千子)が旅先で事故に

巻き込まれて亡くなった。
残された夫(滝藤憲一)は妻が

残した愛車を託された。

免許を持っていなかった夫に
残された車、不思議に思いつつ

教習所に通い免許取得し車を運転する夫。
カーナビには夫が知らない妻の行動の

履歴が残っていたっていうミステリー?
その他にも夫の知らなかった妻の秘密
その謎を解明するための夫の旅が始まった
行く先々で何が明らかになっていくのか

って感じのストーリー
 

序盤ちょっと退屈っつうか重いので

脱落する人も出るかもしれない
でも、セリフは多くないけれど

状況はよく分かる
俳優陣の演技力は
静かに、控えめに魅せてくれる
そして叙情的な演出
大人や、これは大人のドラマや。

 

携帯が鳴るっていうのは

ドラマにおいて不吉な予兆でしかないな

 

お葬式のシーン

雨をみながら佇む夫(滝藤賢一)の姿に

涙が出る、寂しさがにじむ


そうよね、どんなに悲しくても辛くても

おなかはすくよね。
卵焼きとお味噌汁が美味しそうだと思ったら
料理監修は大原千鶴だった

 

妻の遺言で初めて知る事実

 

没日録ではなく(あたりまえ)

遺言書を伝える村瀬(いや違う)

弁護士の袴田(石橋蓮司)

 

それにしても尾野真千子の書く遺言書が

達筆すぎた!! 

きっと日ペンの美子ちゃんで字を

習ったんだろうとしか

思えないぐらいの達筆ぶりだった。

 

辛い妊活2年も頑張ってこれからって時に
病気の発覚
たとえ病気を克服しても
その頃には42歳
そうよね、まずは命が大事
自分が生き延びなければ

その先はないわけだけれど
辛い、これは辛いね。 涙

 

もう、なんで一人で全部抱え込んだのよ
そんなことは夫婦二人で乗り越えるものなのよ
女としてのプライド?

本当にそんなことなのだろうか
そこにもなにか理由があるのだろうか

 

っていうか

CTスキャンの結果ってなんだったんだろうか

気になるやんか!!!!
訳して、そこ大事やーーー!!


車に乗って出かける時
振り返った妻は何を言っていたのだろうか
気になる、
結局それが最後の言葉になったのだものね。

 

数々のハテナが散りばめられてこれは次回も

みなければいかん!と心に決めた第一話

 

エンディングの風景

これは
マキノのメタセコイヤ並木やないかーーー!!

きっと滋賀県を夫が訪問する回あたりで
林遣都が出演するんやな、と勝手に思っている
滋賀県人としてはとても楽しみ。
グレースっていうぐらいだから
モナコも出てくるのだろうか。

 

とにかく

赤いオープンカーの尾野真千子のかっこよさよ。

昭和のヒットソングになかったっけ?

赤い車に髪なびかせて走る、みたいなの(笑)


車音痴なのでこの車が何かとか
全くわからないのだけれど
そんなことは関係なくかっこよろしかった。


全8回

途中で挫折することなく見続けられるかは

まだちょっと不安だが源さんだしきっと

切なさと温かさが同居するようなドラマに

なるんじゃないかと期待したい。

 

 

 

 

再放送予定

 

(NHKBSプレミアム)
3月22日(水)
午後11:00~午後11:50(50分)



 

マキノのメタセコイヤ並木