先週末は新横浜へこちらのアイスショーを

観に行ってきた。

体力と気力を新横浜に置いてきたままなので

今日は静かに語ってみたい。(ほんまか?)

 

 

 

ICE EXPLOSION 2023

名前が覚えにくいので通称は氷爆

 

高橋大輔が初めてプロデュースしたショーと

言うことで期待はどうしたって上がるわけですが

オープニングから心が浮ついてきて

一体これから何が始まる?

っていうワクワク感で鼓動が早まる

決して不整脈ではない(多分)

 

このダークで陰気な感じ(言い方)

あー、大ちゃんきっと好きよね、と

聞いたわけでもないのに

魂で解読するのがファンです。(迷惑w)

 

つつーーーっと滑ってくる大輔

いやいや、よく見ると大輔と違う

マッシモ・スカリやないですか!

(背丈がにている、コンパクトともいう)

 

えっ?大ちゃんは?座長はどこ??

と思ったら

しれーーっと群舞に紛れ込んでいるダイスケ・タカハシ
もちろん所々でメインポジションにいるのだけれど
他のみんなと群舞で踊ってる時間が長い

まぁ、キレッキレでしたわ 

首もくいっとしてましたわ

 

グループナンバーの中でみんなと同じように

踊っている大ちゃんを見るのも私は大好きだ。

 

ちょっとチャラ男っていうかヤカラっぽい

ああ、私は悪い男に捕まってしまったわ。

仕方ない、これも運命

きっとボロボロになる、そんな予感(阿呆)

 

 

アイスショーは踊れてなんぼ

と言うのを再確認。

マッシモ・スカリの振り付けが

めちゃくちゃカッコよろしいのです

 

とにかく目が足りないのよ、目が!

なぜ私はヤツメウナギじゃないのだ!

(冷静になろうか…)

 

高橋大輔も観たいけれど

全体も観たい、困った

 

 

1部は従来のアイスショーとそんなに変わらず

一人ずつ出てきて演技するのですが

ノリノリな曲が多くて盛り上がるわけですよ

選曲もプログラムもよしよし!

 

折原裕香&ユホ・ピリネンの

メリーポピンズがとてもかわいかった

ゆかちゃんの音のとり方っていうか

リズムのとり方?詳しいことはわからないけれど

すごく私の好みなのだ。

くるんくるんと回るスカート

あれみてるだけで幸せな気持ちになる

 

三宅星南くん

ラテンを踊っても赤いフリルのついた衣装

どんなフリルも着こなすセナ王子

さすが、ベルサイユの君

すーーーっと滑ってきたと思ったら

客席に向かって

投げキッスですよ、投げキッス!!!

ふんわり優しく

投げキッスーーーーーーー!!!

ひいぃぃぃっって

呻きながら私の前の人

倒れていきました!!

逝きましたとも!

三宅星南、恐ろしい子。。。

「今日は、新横浜は大変な人ですこと」

ぐらいに思ってるに違いない!

(byマリーアントワネット ベルばら脳)

 

1部ラスト、かなだいの「Love goes」からの

同じくサム・スミスのUnholy (feat.Kim Petras)

哉中ちゃんに優しくねんねんころりされ

氷の上に寝そべる大ちゃんが目を開けると

そこにいたのは美女軍団

ここはどこ?僕は誰?哉中ちゃんどこ?

うろたえる大輔

寄ってたかって取り囲まれて

なすがままで動けない所に

ケイトリン(ケイトリン・ウィーバー)にキスされ昇天

どこからともなく現れる長身メンズ軍団に

頭上に掲げられて貢物になって

退場していく高橋大輔

 

と、ここで冷静に振り返りましょう

だ・だ・だ・だいちゃん・・・

ケイトリンとちゅーしてた?

ちゅーーーーー!!!!!

ひゃっはーー、楽しい捕食

 

いやもうね、一瞬だったので

野鳥の会も出来ず私のところからは

よく見えなかったのだけど誰かが

頭突きされた

って言ってたのを小耳に挟んだわけですよ

 

ケイトリンに頭突されて

気失ったみたいな?

それはどんな状況なの?

わからない、わからないわ

なぜ、頭突き?

とは思ったんだけどもうね私の

田舎臭い頭の中で考えられるような世界じゃないから

頭突きもスタイリッシュなのねとか思ってた。

違ったわ―、流石に頭突きはなかったわー(笑)

 

そこから続くケイトリン振り付けの「Unholy」

めっさセクシーなんですよ。

 

大人な曲と振り付け

海外のアイスショーでは時々こういう

セクシーなものも見かけるけれど

文化の違いか日本ではまず見かけない

 

さて、このナンバーが

エロい、下品じゃなくいい意味でエロい。

でもなんていうかね、男と女っていうのを

アピールしてくるんじゃなくて

男同士、女同士、一人、カップル

いろんな組み合わせで展開していく

ものすごく自由

で、それぞれにかっこいいんですよ。

 

それはこのショーの他のナンバーもそうで

いつもはカップルで演技しているアイスダンサーが

それぞれ個として登場してくるんですよ

組んでも滑れる、一人でも滑れる

そして踊れる

アイスダンサーのスキルって本当にショーで輝く

大ちゃんがこの技術が欲しくてアイスダンスに挑戦したのを

こういうショーを見るたびにあらためて納得する。

 

ケイトリンのインスタでUPしてくれたグループナンバー

 

そして2部へとつながっていく

2部はもうねノンストップです

名前コールもなく次々と進んでいくから

スタオベもバナーフリフリする時間もなし

怒涛の展開です。

(全日本で忘れたバナータオル持っていったのに

ふれるのは最後の周回のみだった、本望だ)

 

大人数でのグループナンバーをしたかったと

大輔プロデューサーが言っていた通り

オープニングとフィナーレ以外にも

グループナンバーがいくつかあり

それがどれも個性的でどれとも違って

準備期間3日ってほんと?っていうぐらい

クオリティも高い。

 

2部スタートのサイバーラビット

総勢10名のグループナンバー

白い衣装のメンズ軍団 

めちゃかっこよろしい

ちょっと近未来的な感じもするナンバー

 

 

 

そこから続くガールズナンバーのブッラクピンク

ユラ・ミンの振り付けがめちゃキュートで最高

 

ユラ・ミンちゃん言うてますけど

どれだけの人がユラ・ミンを

知っているだろうか?

 

私は今回のショーで知りました

平昌オリンピックにも出ていた

韓国代表のアイスダンス選手

ユラ・ミンだけじゃなく

折原裕香&ユホ・ピリネン、

エイドリアン・カーハート&オレクサンドル・コロソフスキー

とか、來田奈央&森田真沙也(ジュニアのアイスダンサー)

まず他のアイスショーでは

見ることの出来ない人たち

(マッシモ・スカリだって日本のアイスショーで

滑ったのは初めてだって言ってた)

 

そこにプリンスアイスワールドのメンバーが四人

加わってしっかり固めているわけです。頼もしい。

 

でもね、良いなと思ったのは

あまり有名でないスケーター達が

添え物や脇役じゃないわけですよ

それぞれが輝く場面、見せ場がある。

そりゃ呼ばれたスケーター達は嬉しいはず

ジェイソン(ジェイソン・ブラウン)にバックステージで

すごく良かったって褒められたエイドリアンちゃんが

嬉しくて泣いちゃいそうって涙ぐんでる姿に

鼻の奥のほうがつーーーんとしてきてもらい泣き

(エイドリアンちゃん、アイスショーに

出るのも初めてだったらしい)

 

ケイトリン、荒川静香とコラボして遜色ないエイドリアン

素晴らしかった。

大ちゃんが同じリンクで練習してるリンクメイト

だからってだけで呼んだわけじゃない。

 

この女性3人のナンバーもすごく良かった

色んな感情が伝わってきて

繊細でありながら迫力もある

 

ケイトリンの振り付け

マッシモと並んで

今回のアイスショーの功労者だよ、ケイトリン

これからもつながっていくと良いなぁ

 

ジェイソン・ブラウンと大ちゃんのコラボは

夢の中のような異次元な世界

優れた風景を見ているがごとくの良い眺めなんですよ

これはもうアートの世界ですよ、すっばらしい!

何、この見ごたえ。

私の心は浄化されました。

 

ジェイソンは本当にハートフル

そして完璧でプロフェッショナルな演技

 

 

ジェンダーだけでなく

メダルの色とか戦績とかには

こだわらないキャストと演出

普通、最初の方に滑るのって若手じゃないですか

このショーのトップに出てきたのは荒川静香ですからね

序列じゃなく荒川さんのナンバーはあの位置だから

より映える。ショーとしての流れが生きる。

 

で、2部後半の良いところで友野くんと三浦佳生くんの

バリバリ現役若手を配置ですよ。

やるなー。大輔P

 

このショーのもう一つの魅力は疾走感だと

思っていて、そういう意味でもこの現役若手の2人の

スピード感は抜群だった。

 

そしてミハル・ブレジナの鼓童ですよ、鼓童! 

懐かしすぎる。

うまく流れの中につながったなーミハル

感心したわ。

 

マッシモ・スカリと哉中ちゃんは

ひゃぁーーっちゅうぐらいの色っぽさ

魅惑的でありエレガントでもある

もう濃厚で、そんな2人を大輔Pが

じぃーーっと見つめていたとか聞くと

うっわ、なにそれ、泥沼? きゃー

つって私の中でどろどろ昼メロが

始まりそうで大変であった。

 

そうして最期の大輔ソロなわけです。

きたわーーーきたーーー

血眼で見ている私の眼球(怖いw)

がんばれ! 

 

kroneだったんですけどね

もうね、もう、楽のkroneは言葉がない

胸が一杯で泣いちまっただよ。

(なぜに百姓?)

ぐんぐん胸に響いてきて圧巻のkrone

毎回(複数公演観た)ここまで来たら

泣いちゃうだよ。(なぜに百姓?)

 

浮いてるようだったよ、大ちゃん( ;ᴗ; )

 

楽公演で完璧なダブルアクセルを
跳んだ目線の先
にいたのは 

今、目が合いましたよね、大ちゃん。

私のこと見ましたよね(妄想)

3階でしたけど…

 

フィナーレからの大団円

北から南へスケートリンクを縦に

あっという間に滑っていく大ちゃん

王でしたよ、まさしく王そのもの。

 

楽はキャスト全てが神演技で素晴らしかった

 

みんなそれぞれが主役級の活躍をして

ことさら大ちゃんを目立たせようとする演出が

あるわけでもないのに座長の大ちゃんの存在感が

なくなるわけでもない。

間違いなく

高橋大輔の作ったショーなんだなって

いうのが伝わってくる。 

 

いやぁ、大人なショーやったわ~

センス光りまくりの

洗練されたショーでありながら

私の好きな群像劇のようなアイスショーだった

座長、高橋大輔の

「見て、見て、僕が選んだ自慢のキャスト

みんなすごいスケーターだから見て!」

っていう声が聞こえそうだった。

 

このショーに声出してリアクションできないって

本当に拷問であったよ( ;ᴗ; )

 

夜のテレビで一瞬流れたショーの映像を

見ながら大相撲では声出しOKになったのなら

フィギュアスケートも声出して叫びたい

ガスマスクつけてもいいから

ぷぉぉぉぉぉーーーーって叫びたい

喉から血が出るほど絶叫して果てたい

心置きなく全力を出し切りたいわけです

ぷぉぉぉぉぉぉーーーー

新横浜に置いてきた気力が一瞬戻った瞬間

 

夫が冷静な顔で

「何故に象?」

って聞いてくるんですよ。

 

象ちゃうし!

ぱおぉぉーーーんとちゃう

私らはぷぉぉぉーーーやし!

 

まぁ、目くじら立てるほどのことでは

ないけど

象じゃない、象じゃないからw

 

大ちゃんにはまだこれから

いろんなショーのビジョンがあるのだろう

楽しみしかないじゃないですか!

さぁ、現実に戻って私も頑張ろう。

 

 

ガールズナンバー ブラックピンク

 

 

一緒に振り練習している大輔 かわいい

 

 

 

日テレプラスで

『ICE EXPLOSION 2023 完全版』 

【3/19(日)18:00】放送です