京都北山に「マールブランシュ」という
有名なケーキ屋さんがある。
結婚してしばらくの間(5年ほど)は
その近所に住んでいた。
何故にそんな話をするかと言うと
このマールブランシュが新しい店舗を
山科に出したというのを友達から聞いたのだ。
その名も「ロマンの森」 というらしい。
ということで先日の日曜日に行ってみた
流石に人気がある様子
駐車場にはなんとか車を止められたが
入場制限がかかっていて前の人と間隔を
あけながらしばらく待ってようやく入店した。
お目当ては「カシュカシュ」だったのだが
販売は平日限定らしくその日は売っていなかった。
なのでクロワッサンだけ買ってきた。
モンブランバタークロワッサンというのも
あって、そちらのほうが人気なのかな?
しかし、どうみてもめちゃめちゃ甘そうなので
普通のプレーンのものにした。
店員さんたちのエプロンやマスクのデザインも
オリジナルでとてもかわいらしかった。
店内はガラス張りの工房が併設され、絵本コーナーが
あるカフェスペースに子どもは喜びそう。
昼ごはんを食べたあとだったので
ケーキも食べられそうになくコーヒーを
外のテラスで飲みながら小さい子供を遊ばせている
パパを観ていると
ようやく歩き始めたぐらいの子どもがね
小さな段をぴょんと飛び降りるのよ。
そのたびにパパが転ばないように手を差し出して
子どもがぎゅーーーーっとパパの腕を掴むのよ
それを何度も何度も繰り返す
単純すぎてパパは少々うんざりしてるんだけどね
その姿に胸がきゅぅぅぅぅぅぅーーーっとなったのですよ。
私、その腕になりたい。今だけ腕になって
子どもにきゅぅぅぅぅぅぅーーーっと掴んでほしい。
あの小さい手の感触。
当たり前過ぎてなんとも思わなかったあの時代は
間違いなく宝物。
そして甦る記憶
ああ、うちの娘(結婚した長女の方ですけど)の
誕生日にマールブランシュのいちごケーキを
ホールで買ったことあったなぁーって。
ちょっとお高かったけど奮発したよなーって。
おいしそうないちごがトップにぎっしり並んでいて
娘が大喜びしてたなぁ-って。
キッチンでケーキ以外のお料理の仕上をして
テーブルに戻ってきたら
上に乗ってたいちご
一つも残ってなかったなぁ-って
全部食べやがったんですよ、
あの女は! 一つ残らず。
ただのスポンジケーキになってたわ。
一瞬のうちにww
もうびっくりやでww
おいちぃ---って
ほっぺパンパンにふくらんでました。
マールブランシュといえば思い出す
あの時の衝撃と娘の満足そうな顔
胸がきゅぅぅぅぅぅーーーっとは
ならんけど思い出したら笑える
宝物みたいな時間でした。