先日短大時代の友人と久しぶりに出会い
日帰りバスツアーに参加してきた
長距離歩くのも暑いのも嫌な私たち
バスツアーならずっと喋り続けられるし美術館なら
お天気関係ないし何より涼しいに違いない
体力にも我慢にも自信がないアラフィフ女子にはうって付けのバスツアー
◇◆大塚国際美術館◆◇
日本一高い入館料の美術館らしく、(一般\3150)
古代から現代までの西洋名画を約1,000点、
オリジナルと同じ大きさに陶板で再現し展示している「陶板名画美術館」である。
陶板っていうのは早い話がタイルです
有名どころの絵がこれでもか!ってぐらいありますがすべてレプリカなので
写真もOK。 おさわりも
鑑賞ルートは約4キロ。日本に居ながら、世界の名画が楽しめます
ガイドさんが1時間ぐらい説明して回ってくれた後は自由行動。
館内広し!なので途中どこまで回ったかわけわからん?て感じになりつつ
歩く歩く。どんどん歩く
時々ベンチにへたり込みつつ(笑)
見て回った絵画のあれこれ
あ〜。これ、フランスでルーブル美術館やオルセー行った時に本物
見たなーって懐かしくなったり、これは京都市美術館でみたぞ♪と思ったり
もちろんゴッホのひまわりも
クリムトさんも。
華々しい絵の間に挟まれて妙に気になる絵を発見
なんか絶対悲惨なんやろな・・・っていうのが伝わってきた。
悲しげやん。 貧乏なんやろな。。。
って感じで写真OKなので私も含め皆さん撮りまくっておられるわけですが
なんでかなー、絵の前にずーーーと立ってる人が居るわけですよ
触ったりもできるし近くで見たい気持ちもわかるんだけどね
そこはそれ、写真撮ってる人が居るなーと思ったらちょっとどけたりするやん、
気使ってね。
しかし、マイペースな人もいるんですよ
常に私の写真の片隅に入ってきた
おばはんーーーー。
あんたの事だよ!!!
もうこのおばさん私の写真に何枚入っているか
すっかり知り合いみたいですよ。 赤の他人ですけど(笑)
それにしてもこの時代の女性ってふくよかですよね。
お腹周りもぽっちゃりでね
友人と「私らもこの時代ならまだまだいけたかもしれんね」と話してたんです
ほらほら、大丈夫そうよ。
細いことが美徳とされてた時代ではないんだろうしね。
ふくよかさが女性らしいっていうの?
一緒やん、私らと
なんてね、友人とこの時代に生まれたかったとかなんとか言ってたんですよ。
そしたらね、ツアーのバスガイドのおばちゃんに
「いやいやいや、この女性たちは妊婦ですから・・・」
つって言われましたのん~~~
さっき「一緒やん、私らと!」って言いましたね?
あかんやん、あちらは妊婦やん。
ふくよかでもあたりまえやん。
私ら誰もいませんやん、このお腹・・・ 悲しいですやん
まっそんなことを喋りながら見て回った美術館。
再現技術は圧巻で本当に素晴らしかった
筆のタッチや凹凸感も見事に再現されていた。
偽物だと侮ることなかれ!って感じで入口のシスティーナ礼拝堂のコピーや
教会なんて、うわっ!!ってちょっと声上げそうな感じであった
ピカソのゲルニカ
死ぬまでに本物を見たみたいなーと切に切に思ったなー
でもね、誰もが知っているメインディッシュ系の絵画の数々をたっぷり鑑賞していると
だんだんとお腹いっぱいにはなってきて最後の方は少し飽きてくるという
なんとも贅沢な感想
やっぱり本物から受け取る高揚感や感動はどうしても足りないが
アンリ・ルソーやクリムト、他にも気になる絵がいくつかあったので
ここに来て次は是非とも本物を見てみたいと思えるのもそれはそれで
良かったかなと思ったり
何はともあれ広い広い美術館3時間では足りない。
クーラー効いていてとっても涼しいし
夏場のお出かけにはおすすめです