にいがたペット行動クリニックのはるか先生です
「犬を見ると大興奮して吠え始めて、オヤツもたべないし、制御もできなくなります」
というお話しは
本当によくあるケースです
行動診療科でも
治療の1つに
刺激をどうやってコントロールしていくのか
別の行動をどうやってつくるのか
について治療計画を立てることがあります
シンプルに
「吠え」
だけの問題なら、まだよいのかもしれないのですが
当院のケースだと
刺激があると
「吠えて、噛みついてきて、パニックになって自傷行為も始める」
みたいなケースも珍しくありません
複雑なケースは
単純な問題ではないので
専門家に相談してみてください
身体的疾患との鑑別診断もお忘れなく!
上記のようなケースでも
関節疾患だったり、外耳炎だったり、皮膚疾患だったり、内分泌だったり・・・
ありとあらゆる疾患も潜んでいたケースがありますので
ご注意ください
ちょっとシンプルにお伝えします
最初に戻って・・・
「犬を見ると、吠え始めて・・・・」
どのタイミングから介入すべきか
どのタイミングから対応開始すべきか
これは
「ビックリする位、初期段階から」
が答えになります
問題行動が発現している状況は
もはや
「発火」
している状況ですので
消火活動するしかない状況です
発火前だったら
火の強さはどうしよう
火をつける位置はどうしよう
火をつける素材は・・・
なんて、検討ができますが
もはや燃えている状況では
素材、位置、強さなど・・・
もはやどうでもよいことになってしまいます
つまり・・・
「とっても早い段階で対応する!」
これが重要です
最近、刺激があると
吠えるようになったビビちゃんで実験
視線の先には、
大型犬がおりました
ちょこっと気にしているなあ~
位の時からの対応が大切です
ちょこっと気にしている時って
まだ「発火前」の状態です
じっと見つめる
耳の向きが変わる
動きが止まる
など・・・
「超初期」の行動を読み取ってみてください
そして
「大成功~」
させてみてくださいね♪
もちろん、状況が深刻なケースなどは
専門家にご相談しながら、対応してください。
ご紹介したことは、あくまでも1つの例になります
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