今日は昨日の続き〜


仕事ではできるのに。夫には「まず共感」ができない


昨日、てぃ先生と発達心理学者の内田伸子先生の動画を見ていて、妙に心に残った話があった。

それが、「まず共感する」ということ。

相手に何かを伝えたいとき(てぃ先生は子供のことを親に伝えたいとき)、
いきなり正論やアドバイスをぶつけても、なかなか受け入れてもらえない。

まず、

「そうですよね」
「それは大変ですよね」
と相手の気持ちを受け止める。

すると、その後の言葉が届きやすくなるという話だった。


🌱いや、それ、めちゃくちゃ知ってる


「いや、知ってる。めちゃくちゃ知ってる」

私は営業職だ。

営業では、自分がたくさん話すより、相手に話してもらった方が商談は早かったりする。

「何か困っていることはありますか?」
「そうなんですね」
「それは大変ですね」
まず聞く。

いきなり、
「なるほど!では弊社の商品がですね!」
なんて始めたら、相手の心のシャッターが静かに閉まる。


まず聞く。共感する。そのあと提案する。

仕事中の私は、ちゃんと知っている。

画像



🌱友達だって、普通にできる


友達との会話でもそう。

「最近、仕事がしんどくて」と言われたら、
「じゃあ辞めれば?」なんて開始3秒で結論を出したりしない。

「えー、それはしんどいね」
「そんなことあったの?」と、まず聞く。

仕事でもできる。友達にもできる。

私、結構コミュニケーションできる人なのでは?

と思いきや…


家に帰ると、そのスキルがどこかへ消える。



🌱子どもには「親として」が発動する


子どもが、「学校行きたくない」と言えば、

「そっか、行きたくないんだね」
……ではなく、「でも行かないと」

「宿題やりたくない」と言えば、
「やらないと終わらないよ」

正論、爆速。



気持ちを聞く前に「親として言わなきゃ」が発動する。

営業先なら絶対こんな詰め方しない。

画像


🌱そして最難関、夫婦


夫が、「今日めちゃくちゃ疲れた」と言ったとする。

友達なら、「えー、大変だったね」と言える。

ところが夫になると、
「……私も疲れてますけど?」、が心の中から秒速で出てくる。


なぜなのか。


たぶん夫婦の場合、相手の「疲れた」が自分の生活に直結するからだ。

「疲れた」

「今日は家事できない?」

「お風呂は?」

「寝かしつけは?」

「え、全部私?」

…夫はまだ「疲れた」としか言っていない。

なのに私は、脳内で勝手に本日の業務分担会議まで終了している。

画像


これでは純粋に「大変だったね」と言うのは難しい。


🌱でも私も、正論はいらない


一方で、私が、「今日ほんっと疲れた」と言ったときに、

「じゃあ早く寝れば?」なんて言われたら、
「いや、そういうことじゃない」となる。

疲れた。

休む必要がある。

早く寝る。

解決。

全文正しい。
100点。
問題解決能力、高すぎる。


でも今ほしいのは、「睡眠」という解決策ではない。



「今日、大変だったね」

たぶん、それだけでいい。

🌱そして、ここに大きな問題がある


ここまで考えて、
「よし。まず私から夫に共感しよう」と思った。

夫が「疲れた」と言ったら、「大変だったね」

まず受け止める。
正論を言わない。
自分の話にすり替えない。
営業で培った傾聴力を、家庭にも持ち込もう。

画像


……ただ、ひとつ問題がある。

これ、私がやったら夫も返してくれるんだろうか。

たぶん、返ってこない(笑)。

営業だったら相手のニーズを聞くのに、なぜ妻のニーズは確認しないのだ。

とはいえ、
「私が共感したんだから、あなたも共感して」となった瞬間、それはもう共感ではなく取引である。難しい。


🌱一番近い人ほど、言葉にしないと伝わらない


夫婦だから察してほしい。
「疲れた」と言ったら、「大変だったね」くらい言ってほしい。

でも結婚生活も長くなってきて、ようやく分かってきた。

たぶん、察しては無理だ。
だから、「今は解決策じゃなくて、『大変だったね』って言ってほしい」と伝えるしかない。

仕事では毎日のように使っている「まず共感」。
友達にも普通にできる。
なのに、一番近い家族には難しい。

コミュニケーションって、知らないから難しいんじゃない。

一番近い人に、知っていることをちゃんとやる。
相手に「察して」ではなくちゃんと伝える。

それが一番難しいんだなぁ〜涙


画像



↓過去記事です♡