君がために奏でる詩

君がために奏でる詩

妄想とねつ造の二次創作サイトです( ´ー`人´ー` )

はじめにお読みください。


くまがい杏子先生 著「あやかし緋扇」を中心とした

妄想とねつ造の二次創作サイトですかお


ネタバレする事もありますのでご注意ください!


また、原作に沿わない&気分を害す話もあると思いますので、

そういうのが嫌だ!という方も、ここでストップしてください。


ご理解された上で、全然オッケー!という方は

つたない小説が多いですがお楽しみください (*゚ー゚)ゞ


最後にもう一度言います。

妄想とねつ造の二次創作です。

大事なので二度言いました (´∀`)



■高校生編・・・・・INDEX①

■未来編・・・・・・INDEX②

■パロディ編・・・INDEX③


■ 絆 ・・・・・・・・・・・ INDEX

( 桜鈴さんの作品です )

--------------------------------------------


2014年8月31日をもちまして

中の人はアメブロを辞めました<(_ _)>


現在、アメンバーの募集は受け付けていません。

同人誌の販売も終了しました。


コメント等を書いていただいても、

返事はありません(`・ω・´)



 

本日、キスよりも早くのSSを取り下げました🙇‍♀️

 

今さらになりましたが、ネタ元を描かれていた田中メカ先生には長年色んな気持ちを駆け巡らせたことお詫び申し上げます。

そして遅ればせながら、ネタ元の『キスよりも早く』について書かせていただきます🙏

 

パロディのネタ元はこちら

 

 

キスよりも早く

田中メカ先生

文庫版全6巻+Future

 

 

Futureが出ているのはご存知でしょうか!!

 

 

LaLa本誌やDXで特別読み切り編が掲載された時は喜び狂いました😂

連載終了後にまたキス早が読めるなんて~!!

しかも更に甘~~~~~~い!!!!

さすが新婚!

そして成長した鉄兵まで見れる🙏

ありがたや🙏🙏🙏

そんな特別編などをまとめたのがFutureです♡

 

本編+Futureです。もはや全7巻です!(コミック文庫の場合)

 

 

 

キス早の二次創作がほとんどないのは、二次創作しないでも原作で満足している方が多いからだと個人的には思います😂

尾白家ルールの『若妻コスチュームでお出迎えをしないと夕食を作ってもらえません。』(文庫版1巻より)とか、「こんな二人を見たいな♡」っていう妄想を原作が全部している!原作で見れるありがたさよ。ありがとうございます!!

そんな感じの二次創作すらできないイチャイチャラブラブなキス早が大好きです(*´▽`*)

そしてイチャラブだけかと思うなかれ。

泣かせにきます!

笑いあり涙ありのキスよりも早くはすっっっごく面白いのでオススメです🙌

それこそパロディしたいくらいに好きな作品です。

読んでね\(^o^)/

 

 

連載が終わって早5年…。

片ラビ、チョコヴァンと連載が続き、あぁもう読めないんだな…と思っていましたが…

思っていましたが!!

今号のSho-Comiであやかし緋扇が新作読み切りで帰ってきましたー\(^o^)/

 

まだ買っていない方は是非!

おそらくチョコレート・ヴァンパイアの7巻かそれ以降の巻に収録はされると思いますが

今の所、まだ収録されるかどうかは未定らしいです。

なのでぜひ! ぜひSho-Comiを買って読んでください♡

久しぶりの陵君と未来ちゃんはもうニヤニヤが止まりません♡

 

 

 

ちなみにこの小説もFC2拍手の中にあるSSSで、4.5年前に書いたものなのですが、

丁度良いので載せておきます(;ノ∀`)

やっぱり公式設定と違ってきますね…。

 

 

★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。

 

 

 

 

 
「なぁ、未来んところは大丈夫なんか?」

いきなりのさくらちゃんの台詞に首を傾げると、
スマホで見せてくれたネットのニュース欄。
若手論客として人気を集めている社会学者の
意外な一面が明らかになった。
そう書かれているけど、そもそもコレ誰?って感じなんだけど。

お菓子を咥えながら読んでいくと、
さくらちゃんが聞いてきた意味が分かったけど・・・。
分かったけど、これって教室で、
しかも昼休みにする話ではない気がするんだけど・・・。
それを言ったら、この記事の内容も
朝のワイドショーでする会話ではないけどね!!

「で? どうなんや?」
「・・・ノーコメントで」
「なら陵君に聞いて「あぁぁぁぁ、やめて!!」

言う!言うから、お願いだからアッチには聞かないで!
そう懇願すると、ますますニヤニヤした顔になるさくらちゃん。
・・・絶対に面白半分だよね。
はぁと溜め息を洩らしながら、
該当する項目の事を考えて見るけど、、、あれ?

「・・・・・・・あたし、汚いとか思われてんのかな?」
「・・・・・・・。いやいやいや、さすがに無いやろ!?」

それ、どっちの意味で?
陵がそんなこと、思うはずがない?
からかうつもりが、からかえる状況でないのにビックリ?
・・・どっちも凹むわ。

「えっと、、、いくら何でもキスくらいはしとるやろ!?」
「こ、こんな唾液の交換とか、そういうのは・・・っ」

『唾液の交換があんまり好きじゃない』
って書いてあるけど、それってつまりは舌を入れて、ってやつでしょ?
そりゃ陵の身体にされたことはあったけど、
あれは意識は時雨だったし、陵の意志ではなかったし・・・。

『「いつも付き合っても、
『そういうこと』をしなさすぎて振られちゃいます。
あまりにも求めなさすぎて、振られちゃいますね」』

その一文が頭の中から離れない。
あたしから振るとかあり得ないけど!
だけど、、、だけど、言われてみれば何でしてこないんだろう。
今まで、あたしの事を大切にしてくれているからなんだ、
って疑いもしなかったけど・・・。
もし陵もこの人と同じ考えだったら・・・?
だからディープキスもその先も求めてこないのかな・・・?

さっきまで美味しかったお菓子の味も分からなくなって。
グルグルと考えている内にチャイムの音が響きだしていた。
 

 -
 

でもさ、そもそも何て切りだせばいいの?
『ディープキスしてみようか。』
あたしが言えるはずがない!!
『陵って軽いけど潔癖症?』
普通に図書室の本とか、
あとこの部室にあるような怪しい物も触っているしね。
それは無い気がする。

・・・ってことは、やっぱりあたし!?
運動ばっかりしてたし、汗臭かったとか!?
それとも口臭!?
キスしている間に萎えちゃう感じ!?

「・・・あの、未来さん? 
そんなに見つめられると恥ずかしいんですけど」
「見つめているわけではなくて睨んでるの!」
「?? 睨んでいる顔も可愛いですけど、僕、何かしました?」
「何かしてないのが問題っていうか、、、あーっもぉ!」

どうしていつも肝心の言葉は出てこないの!!
自分に対してイライラしちゃって、
思わず握りしめそうになった飲みかけのパックジュース。
・・・あ。そうだ。

「ね、ねぇ、あたしの飲みかけで悪いんだけど、
あたしもういらないし、残り飲んでくれない?」
「いいですけど、未来さんが残すなんて珍しいですね」

美味しくなかったんですか?
そう聞かれて、はは・・・と曖昧に笑いつつ渡すと
陵はあっさりと受け取って、
何の躊躇いもなくストローを加えて飲み始めた。
しかも「これって間接キスですね?」とか言うし・・・っ!
言われたこっちの方が恥ずかしくて撃沈しそう。

「・・・美味しい?」
「はい♡ あ、やっぱり飲みたくなりましたか?」
「・・・あたしが飲んでも陵は平気?」
「?? 元々は未来さんのジュースですし、お返ししますよ?」

パックを振ると、まだ多少は残っているのかな?
「はい、どうぞ」とあたしに返そうとしてくれた時に、
タイミング良くなった陵のスマホ。

必要最低限の人にしかアドレスを教えていないせいか、
めったに鳴らないスマホ。
しかも、そのスマホ使用率の大部分を占めるあたしは
今ここにいるから、スマホが鳴るなんて緊急の用事だよね?

マナー的な観点からあたしを気にしているから、
「どうぞ」って言うと、陵は申し訳なさそうにしながら
視線をあたしからスマホに向け始めた。

パックジュース、邪魔だろうし先に受け取った方がいいかな?
そう思って、陵の手の中から抜き取ろうと手を伸ばした瞬間、
何故か陵はパックジュースの中身を一気飲み。
そして逆に伸ばされた手。
両手で頬を包まれて、少し上を向かされて。
近づいてくる顔にビックリして、思わず閉じた瞳。

柔らかなものが唇に押しあてられて、
少し遅れて、キスされてるんだ、って気づいた。

最近、身長が伸びたせいか急に上からしてくるんだもん。
心の準備っていうか、
ドキドキし過ぎてすぐに顔が真っ赤になっちゃう。

だけど、今日はいつもと違ってすぐに離れない唇。
それどころか、唇の熱さとは対照的に
あたしの唇をどんどん湿らせていく冷たいもの。
唇の隙間から流れ込んできて、舌に触れると甘くて覚えがある味。
・・・あたしがさっきまで飲んでいたジュースじゃん。
それにこれって口移し?

ゴクン...って喉が鳴っても離れない唇。
陵の顔が微かに傾いて、
ジュースを舐めとるように唇の表面を舐められて。
緊張して唇が震えているのはどっち・・・?

恐る恐る口を開くと、恐る恐る入ってきた舌。
深く深く重なるほどに、食べられている感覚に陥っちゃう。
ジュースの名残で甘いあたしの口の中。
それを舐めとるように動く舌。
羞恥と動揺で息が止まりそうになるけど、
あの時みたいに嫌悪感とかは全然なくて。

合わさった唇の間から零れ落ちたのは、
あたしの甘えたような吐息と声。

それにビックリして唇を離したのはどっちからだろう。
バクバクとなる心臓を押さえながら、
何て言って良いのか分からないあたし。
それにいつも以上にどんな顔をすれば良いか分からなくて。

だけど陵の反応も気になるし・・・。
チラッと盗み見しようとした瞬間、
自分の胸の中に閉じ込めるように抱きしめられて。
でもそのおかげで気づいちゃった。
あたしと同じようにバクバクなる心臓の音に。
同じなんだな、って思うと恥ずかしいけど嬉しくて。
思わずふふっと笑うと、
笑われたのが面白くなかったのか、痛いほどに抱きしめてきた。

「~っ、笑う程、下手でした? 嫌でした?
でも僕も初めてでいっぱいいっぱいで・・・っ」
「あ、あたしだって、いっぱいいっぱいなんだからっ。
それに下手かどうかなんて分かんないっていうか、、、」

でも少しも嫌じゃなかった・・・。
そう消え入りそうな声で言うと、
頭の上から聞こえてきた安堵の溜め息。

「では僕のこと、振らないでくれますか・・・?」
「は?」
「『そういうことをしなさすぎて振られちゃいます。
あまりにも求めなさすぎて、振られちゃいますね』と・・・。
求めないことが逆に不安にさせているだなんて思っていなくて・・・」

・・・・・・・・・・・・。
さっきスマホを鳴らしたのはさくらちゃんか!
でもこれは聞くには良い機会なのかな。

「あのさ、、、責任とか結婚までは、っていうのは抜きにして、
今までキス以上のこと、したいとか思わなかったの?」
「・・・正直に言っても、嫌わないでくれますか?」
「嫌わないけど、場合によってはあたしが凹むわ・・・」

全く無かった、って言われたどうしよう・・・。
潔癖症ではないみたいだけど、今、絶食系男子も騒がれているし。
実はキスとかするのも面倒だとか思われていたら、、、。
あたしに魅力がないのは自分でも分かっているけど、
さすがに面と向かって言われたら凹みそうだよ。

すでに凹んでいるあたしを抱きしめていた腕が緩んで、
また頬を包み込んできた両手。
導かれるように上を向くと、
困ったように笑っている陵の顔とぶつかった。
・・・それってどういう意味?

「正直に言えば、未来さんにキスすると
もっともっと触れたくなって困っているんです・・・」
「?? 触れればいいじゃん」
「簡単に言わないでくださいよー。
止まらなくなったらどうするんですか」
「どうするんですか、って言われても、、、別にいいんじゃない?」

あたしだって嫌な時は殴ったり蹴ったりするし、
陵が嫌がるあたしをどうこうするはずがないし。
そう言うと、困り顔が苦笑顔に変更。

「信用されているのは嬉しいんですけど、ますます、、、」
「ん?」
「小悪魔です・・・っ。未来さんは可愛い顔をして小悪魔です・・・っ」
「二回言った!?」
「結婚したら覚悟しておいてくださいねっ」
「意味わかんないし!?」
 

・・・あの時は意味が分かんなかったけど、
結婚した今、ようやく意味が分かった。
これが止まらなくなる、ってことね!!

「そんなに可愛い顔で見つめられると困ってしまいます」
「だから見つめているんじゃなくて、睨んでいるの!」

しかも困っているのは絶対にあたしの方だよね!?
朝、いつものように挨拶と軽くキスをしていたら、
いつの間にか濃厚なのになっていて・・・。

朝から恥ずかしくて、
思わず振りあげた手は見事にキャッチされ
指を絡められて布団の上へ逆戻り。
寝ぼけている時ならまだしも、
完全に起きている時に勝てるはずがない・・・っ!
このままだと・・・。
予感にカァと顔を火照らせると、
陵がクスクスと笑いながら鼻の頭にキスをしてきて。

「未来さんとのキスや行為に、汚いと思うはずがないですよね」
「~っ、高校時代の忍耐と理性はどこにいっちゃったの!?」
「使い果たしました?」
「・・・・・・。何その褒めてと言わんばかりの顔は」
「えー。実際、よく頑張ったと思いませんか?」

未来さんが可愛くて可愛くて、、、
っていう冗談のような本気の言葉が続いて、
耳を塞ぎたいけど、あいにくあたしの両手は拘束されたまま。
せめても、と思って睨むけど、
またあたしが見つめていると勘違いしたのかな?
困ったように微笑んで、離した手で今度はあたしの頬を撫でてきて。

「でも未来さんも本気で嫌がってないですよね?」
「・・・・・・・・・」
「嫌ですか?」
「~っ、いちいち聞いてこないで!」

あたしが本気で嫌がってないのは分かっているはず。
さっきは恥ずかしくて手を上げそうになったけど、、、
別に殴ったり蹴ったり抵抗はしてないし。
・・・聞いてくるな。
そんな意味合いをこめて睨むと、やっぱり・・・

「だからそんな可愛い顔で見つめられると、困ってしまいますよー」
「・・・そのフィルター、いつ取れるんだろうね?」
「未来さんが困ってしまいますよねー」
「あたしなのっ!?」
「休日、万歳です♡」

犬がじゃれてくるように抱きつかれて、
たくさんキスされて。
日曜日の朝は、当たり前に自然な感じで求められて。
否、求められすぎて・・・?
極端すぎるよ!!って思わずにはいられなかった。
 

~END~
 

最近よく出てきますよねー。潔癖症の社会学者( ̄▽ ̄)w
元ネタはコレなんですけどね。
http://www.j-cast.com/2014/10/27219357.html?p=all
ブログの方に書きかけが残っていたので、
こっちで完成させてみましたw
 
 
 
 
 
★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。★─☆。o゚。
 
 
 
 
 
昔に書いた小説なので…。
ちなみにアメブロにあるほとんどの小説は、連載中に書いたものなので
原作と違うところが多々あります(>_<)
あくまでも二次創作なので!妄想話なので!!
苦手な方は回れ右をしてくださいね_(:3 」∠)_
 
あと、アメブロは基本的にはログアウトしています。
「アメンバー申請したので承認してください!」等あれば、
Twitterの方に連絡してください(`・ω・´) → @_sakura_sake