ずっとね、ずうっと想ってたんだよ。
会いたい、会いたい、会いたいって。
夢でいいから、幻でいいから。
会いたい。会いたい・
声が聴きたい。ふわふわの身体に触れたい。
鼓動を、温もりを感じたい。
いつもいつも想ってる。
でもね、叶わぬ夢を見続けるのはつらい。
いつかまた、あちらの世界で逢える。
そういうけれど、それっていつ?
何より、本当に「あちらの世界」ってあるの?
だからね、叶わぬ夢を見続けるのは苦しい。
みんなと遅れて咲いた桜。遅くなっても、その木にとっての時がくれば花は開く。
こんなふうに、時が来るのを待ってればいいの?
その時までは苦しいまま?
きっとダニエル、ママさんを不憫に思ったんだね。
やっと会えた。
ダニエルが眠る、宝塚動物霊園で4/7に行われた春季大法要。翌日がダニエルの月命日だったので、欠席法要を申し込んでいました。
霊園が、ダニエルのお塔婆を祀って供養してくれた時の写真を送ってきてくれました。
ブログにアップしようと、その写真を撮ったのがこの写真。
写真たてのガラスがあるわけでもないのに、空間が揺らいだような映りです。実際の写真を目視すると普通なんだけど。
写真をパソコンに取り入れて見て、びっくりしました。「何かが写ってるっ」
よくテレビで、仏壇を撮影してると入れるはずもないところに人が写ってた、なんて見たことがあるけれど、まさか自分が撮るとはおもわず、正直、すぐ削除しようと思いました。怖いので。
それなのに、どうしても削除に躊躇して、昨夜はそのままにして寝ました。
朝の身支度をしているときに、でもやっぱり写真が気になって、もう一度見る時間があるかなと携帯を見たら、5:55。(ちなみに、エンジェルナンバーとしての555を見た意味は、「大きな変化が起ころうとしている、」だそうです。)
ラッキーなのかどうかわかりませんがゾロ目。写真をもう一度見て見ました。
するとですね、
写真をパソコンで開いた瞬間、目に飛び込んできたのは、懐かしい犬の顔。。涙がいきなり溢れかえってしまいました。
ダニエル。ついに会えた。
心がそう言っています。
見えるでしょうか?
左手にある観音さま。黄金に輝く背後のオーラの部分。丸みを帯びたそのオーラ右カーブの部分、観音さまの頭から胸のあたりまでの高さを見てください。
可愛いお顔の左側(向かって右側)がこちらを見ています。私にははっきりと、M字の額が白く見えるんです。顔の輪郭、赤茶系の頭、ピンと伸びた耳。白いM字の内に、黒い瞳。黒い鼻。そしてうっすらと見えるマズルに口。
昨夜はそうは見えなかったのに、どうしてだろう。
実物の写真を何度見返しても、ダニエルに見えるような影も何も写っていません。私がカメラを向けたその時に写り込んだのでしょうか。
なにが?
なにも見えない、と思われる方がほとんどかもしれません。でも私には、何度見返しても、ダニエルが会いにきてくれた、としか思えません。
魂の存在なんて、あちらの世界だなんて存在しない、死は本当に無になることなんだと、救いようのない考えに苛まれていましたが、ダニエルが、「ここにいるよ」って、教えてくれたのかもしれません。
私はそう信じる。
ついに会えた。
ずっとずっと会いたかった。
身体は消えても、死は無ではないんだよね。
ダニエル、そう信じていいんだよね。
4/8、4度目のダニエルの月命日は、奇しくもお釈迦様の生誕の日。お釈迦様の加護にあるダニエルに、私との再会をお許しくださったのかもしれませんね。
今夜は久しぶりに、暖かな想いに抱かれ、ぐっすりと眠れそうです。