これで終わりだよ。そういう選択を、したんだよ。 | TIG+HUG

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MTFとして、一人の人間として、まだまだ未熟な私の日常や色んな考え事をマイペースに書き綴っております。

前回の記事ではとても見苦しい内容をお見せしました。

本当に推敲も何もせず、ただ書き殴ったものをそのまま載せたので、

今自分で読み返してみてもなにこれ酷いって思います。。。


でも、もうちょっとだけ続きます・・・。





あれから・・・


彼の友達になって欲しいメールから二日後。

チャットで彼と話す機会がありました。


メールで言われただけだったから、ちゃんとけじめをつけるためにも電話で直接お話して欲しいと言いました。

その時はすでに0時をまわっていたので、彼は明日も仕事があるからまたにして欲しいと言いました。


私がそれを拒否すると、彼は急に何も言わずログアウトしてしまっていなくなってしまったので、

メールで『いきなりログアウトしたまま寝る気なの?』と送りつけました。


すると、『会社から電話で落としただけだけど?』と返ってきました。

私がさらに『そんなのわからん』と返すと、『だろうね』と言ってくる始末。

何も事情を話さずにいなくなられて、ちょっと突っ込んだらすぐに逆切れされる。

どこまでも自分勝手なやつだと私は思いました。

そして、もう本当に無理だなぁと実感しました。

こんなやり取りばっかりで、疲れないわけがない。そう思いました。


結局、電話で話すのはさらに二日後の日曜日ということになりました。


日曜の夜。ぼーっとしながら時間が過ぎるのを待っていると

『電話すればいいのかな?』

とチャットで彼が言い、心の準備をしてから電話がかかってくるのを待ちました。

数秒後、携帯に彼からの着信。


・・・初めて会ったあの日、駅で彼が私の居場所確認のためにかけてきた電話を除けば、

これが彼からかかってきた初めての電話になるんだな。。。


それが別れの話だなんて、なんて悲しいことなのやら・・・。




電話で話した内容、あまりよく覚えていません。

最初、ぎこちない会話をして、私がまず言ったことは、

・・・ひさしぶりに、声聞けたねぇ

と言ったと思います。


どうしてこんなに懐かしく思ってしまうんだろう。

本当はもっと、聞いていたかったはずの声なのに。

物理的な距離以上に遠く感じる、彼の声・・・。


彼は、メールで言ったようなことをもう一度喋りました。

自分のこの先のことが考えられないから、誰が相手でも無理なんだと思う・・・

そんなようなこと。


私はただそれを聞いて、頷きました。

何を言ってあげればいいのか、わからなかったです。

彼は、本気で人を好きになったことがあるんだろうか。そんな考えも浮かびました。


わたしとのことは、本気だったと言うけれど、わたしにはその本気は感じられなかった。

わたしは、あなたにとって、そういう人じゃなかったってことなんだよ。

この先のことを一緒に考えられるような相手じゃなかったってことなんだよ。


いつもいつも、寂しがってばかりいて、ごめん。

私のほうこそ、あなたに対して何をしてあげられたんだろう。

勝手にへそを曲げて、あなたのことを放置してたのは私だって一緒だ。

本当は側に居て、少しでも支えになれたらって思っていたのに、何もできない、させてくれないってばかり。




彼は、、、

嫌いになったとか、そういうのでは全然ないから、、、

これからも、たまには話しかけたり遊んだりできたらいいなとは思ってるんだけど、しない方がいい?


と言いました。

私は、それは自由にしてくれて構わないと言いました。

でも、私からは何もしないよ、と付け加えました。

彼は、そっか・・・と頷いていました。


正直、こんなことになった今でも、彼に対して私だって別に嫌いになったとかそういう感情は沸かなかった。

ただ、疲れたんだ・・・

もし話しかけられたら、どう返したらいいのかわからない。。。

これでよかったのか、よくなかったのか・・・

もっときっぱりと縁を切るべきだったのか。。。

わかりません。

自分からもう付き合えないと言い出しておいて、友達になって欲しいだなんて、

そんな都合のいいこと、わたしにはできない。思えない。どう接したらいいかわからない。



私は言いました。

これで終わりだよ。彼氏彼女の関係じゃなくなるってことは、そういうことなんだよ。

あなたは、そういう選択をしたんだよ?


と。


彼はそれを聞いて、

・・・うん、そういう・・・選択を・・・・した・・・

と頷きました。



あなたが、そういう道を選んだんだ。

だから、わたしたちはこれで終わりなんだ。









どこからなのか覚えてないけど、私はずっと泣きながら喋っていました。

言葉のひとつひとつを絞りだすのがとても苦しかった。

言いたいことが、山ほどあった。

どれだけ言えたのか、わからない。


あなたは、私にとって、初めて自分の体のことを打ち明けた人で。

あなたは、私にとって、初めて私のことを受け入れてくれた人で。

あなたは、私にとって、初めて男性として好きになった人で。

あなたは、私にとって、初めて恋人として付き合った人で。

あなたは、私にとって、初めて一緒にいてくれた人で。

あなたは、私にとって、初めて抱きしめてくれた人で。。。


いくら言っても足らないほど、感謝しています。

あなたがいなかったら、今の私はいない。

あなたがいてくれたから、私は私でいられた。

私は私でいいんだ、女性でいいんだ。そう教えてくれた。

あなたは、自分は何もしていないと思っているかもしれないけれど、私はすごく大きなものをもらっていたんだ。

何もしてくれないなんて言っていた自分が、本当に馬鹿だ。

馬鹿で馬鹿でしょうがない。

どうして寂しがったりなんかしたんだろう。

どうしてもっと早く彼の元へ行かなかったんだろう。

どうしてもっと我慢できなかったんだろう。

どうして彼を急かしたりしたんだろう。




お礼を言われることも、謝られることも何もしていない、されていないと彼は言った。




あなたに初めて会って、一緒に過ごしたあの夜。

私があなたの顔を見つめると、あなたは必ずにぃっと笑ってくれた。

その笑顔を見て私は気づいたんだ。

こうやって笑えばいいんだって。

私は、自分がどういう笑顔をすればいいのかわからなかった。

写真なんかを見ても、いつもぎこちない笑顔ばかりだった。

それがどうしようもなく気持ち悪かった。

でも、どうやって笑ったらいいのか、あなたに会ったことで知ることができた。

自然な笑顔ができるようになった。そう思ってる。

思いっきり笑顔を作ればいいんだ。頬まで全部にぃって広げて笑えばいいんだ。

あなたがそれを教えてくれたんだ。




少しでも役に立てたことがあったのなら、よかったです。

と彼は言った。




泣きながら感謝する私はさぞ気持ち悪かったことだろう。。。





あまり、長電話になってもあれだから・・・

という話になって、最後に、


今まで、ありがとう。


お互いにそう言って、電話を切った。

さようなら。。。


顔が涙と鼻水でくちゃくちゃになっていて、すごくみっともなかった。

脱力感と、これで全部終わったんだという虚無感。

これでもう、彼のことで悩まなくていいんだという気持ち。安心感では全然ないけれど。




それから数日たって、ふと思うことは・・・

もう、彼にメールを送らなくてもいいんだということ。

もう、彼のメールを待たなくてもいいんだということ。

ふとした時に、どうでもいい話をふっかけることもないんだということ。


心の拠り所がなくなったんだということ。

もしなにかあったら、頼ればいいんだと思っていた人が、いなくなったんだということ。


あーあぁ。

別れちゃったなー。




1週間程、何でもないようで、ふとものすごく悲しくなってしまったりすることが続いた。

ああ、心の中に隙間ができたんだなと感じた。

それだけ、彼の存在が私の心の中に居場所をとっていたんだなって実感した。


いつまでも開けっ放しにもできないね。

早く、埋めなきゃね。

幸いにもGW4連勤の忙しさが気持ちを紛らわしてくれた。

話を聞いてくれた人達にも、本当に本当に感謝しています。

コメントくれた方々にも、本当に・・・。



長らく引き摺ったけれど、これで終わりです。

もう、次に向かって歩いていかなきゃなんない。

しばらくは立ち止まっているかもしれないけれど、未熟すぎる自分が少しでも良くなるように・・・。



いつか、大事な人をちゃんと支えてあげられる人に、なりたいから・・・。



他のことも記事として書きたいし・・・!
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でも長文ばかりで申し訳ないのです・・・