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 力強いティーショットを放つ石川遼=沖縄・カヌチャGC(撮影・峰大二郎)
 ドライバーの飛距離を競う「L‐1 ドラコン日本一決定戦」が18日、沖縄県名護市のカヌチャGCで行われ、男子ゴルフの石川遼(19)=パナソニック=が昨年に続いて2度目の出場。昨年マークした自己最長記録を5ヤード上回る372ヤードをたたき出した。永遠のテーマでもある飛距離アップへ大きな自信をつかんだ一日となった。
  ◇  ◇
 米軍基地問題に揺れる辺野古の海を見下ろすティーグラウンド。集中力を研ぎ澄ました石川は、こん身の力でドライバーを振り抜いた。打球は緩やかにドローを描き、沖縄の空に吸い込まれた後、はるか先のフェアウエーで弾んだ。「気持ち良かった。一番飛ぶポイントにしっかりと当てることができた」。ヘッドスピードは56・2メートル/秒。自己最長記録となる372ヤードがコールされると、右手でガッツポーズを作った。
 昨年に続いて主催者推薦での出場。手にしたドライバーは昨年と同じドラコン専用クラブで、長さは通常ツアーで使っているものよりも2インチ長い47インチ。ロフト角は8度(通常は10度)。持ち球は6球で、1球目は右に曲げて「記録なし」だったが、3球目に自己最長記録をたたき出した。
 他の4球も350ヤード前後のビッグドライブを連発。「この1年間、しっかりとトレーニングして、ドライバーを中心に練習してきたことが昨年から5ヤードの伸びにつながった」。シーズンが終わり、現在はゴルフ以外の仕事に忙しいが、それでも自宅の庭で毎日、1時間の素振りを欠かさず行ってきたことも結果に表れた。
 漫才師、オール巨人の息子でもある南出仁寛や元ヤクルト投手の山田勉らドラコンプロからも大きな刺激を受け、「飛ばしに対する探求心がより深まった」。今季終盤にはタイガー・ウッズ(米国)のショットにヒントを得て、スイング改造に取り組んだ。飛距離アップは石川にとって永遠のテーマ。「未知の世界に行けたのは、いい経験になった。来年は380ヤードを目指したい」と、さらなる進化を誓った。



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樋口会長(左)からバトンを受ける小林新会長。固い握手で女子プロゴルフの発展を誓った(写真:サンケイスポーツ)
 日本女子プロゴルフ協会は17日、都内で総会を開き、来年2月で定年のため任期を終える樋口久子会長(65)の後任を決める会長選挙を行い、小林浩美理事(47)を選出した。同協会最年少での新会長就任で「どーんと大きくいきたい」とアピール。世界NO.1ツアーへの発展を誓った。2012年にも法人格の改革を控えているため、任期は来年2月からの2年間となる。

 トレードマークの笑顔を振りまき、協会最年少の47歳で任命された小林新会長は、大きな野望にあふれていた。

 「不安いっぱい、夢いっぱい。どれだけ仕事ができるか、会員の方には相当な未知数の中で選んでもらった。はっきり言って、賭けだと思っている。誠心誠意頑張るしかない」

 来年2月からスタートを切る小林体制。5期14年築いてきた樋口体制を踏襲しつつ、グローバル化に突き進む。

 「(日本ツアーは)今はプロが働きたい市場だと思う。米国が、試合数であったり、賞金がよかったりという昔に比べ、現状を踏まえると、日本がこれからどーんと大きくなっていける機会」

 日本で10勝、米国で4勝、欧州で1勝。90年からは米ツアーを主戦場にするなど、理事の中でも日米両方を知る数少ない人材。米女子ツアーは韓国パワーに席巻され、年々試合数や賞金総額が減り、来季の日程もまだ発表されていない。そんな米国から、世界NO・1の地位を奪おうというのが新会長の野望だ。

 かつてはスター不在で“冬の時代”ともいわれたが、03年に高校3年だった宮里藍がアマとして30年ぶりのプロツアー優勝。さらに横峯さくら、上田桃子ら若いスターが次々に台頭、女子プロブームともいえる隆盛をもたらした。今季は年間34試合を行い、韓国を中心に海外選手の流入なども増え、レベルは格段に高くなっている。

 それでも先行きは安穏とはしていない。今季はアン・ソンジュ(23)に韓国人初となる賞金女王を奪われた。賞金総額、総ギャラリー数は前年より減と、へたをすれば米女子ツアーの“二の舞い”となる危険とも隣り合わせだ。

 そんなツアーを活性化するのは、ひとえに日本選手の活躍次第。小林新会長は「注文はない。才能ある選手はいっぱいいるので、がんばり次第。才能を思う存分、発揮してほしい」とエール。荒波を乗り越え、壮大な目的地へと漕ぎ出す。



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 女子ゴルフの上田桃子が18日、東京・上野と新宿でトークショーを開催。未勝利に終わった今季を「納得できないけど、成長した1年でした」と振り返った。米ツアーへの挑戦を続け、日本と行ったり来たりの生活。米国ではバランスのいい食事がなかなか取れず、最近は自分で料理を始めたという。巻き返しを図る来年については、「世界で1番の選手になることを目標に、まずアメリカでの1勝を目指したい」と目を輝かせた。



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