クラブ職人の徒然草~2 -473ページ目

明日はお休み致します

ホームコースの三田レークサイドCCがチャレンジツアーの予選会場になっており、男子プロの練習ラウンドに同伴ナビゲート。

足引っ張らないようしっかり案内して来ます。


そう言ったら
「大丈夫。俺も多分曲げまくるから。」

こら曲げ合いやな…(-.-)y-~~


そんな訳で明日は臨時休業させて頂きます。

三浦技研NEWドライバー「Hayate」インプレ

IMG_20160628_202314245.jpg


三浦技研より新発売の「Hayate(颯)」ドライバー。

試打クラブはアッタスの「AUGA-5S」装着で送られてきたんですが、当工房は50g台のシャフトがほとんど出ないんです。

店主より歳上のお客様も多いんですが、ほとんどの方が60g台。


そこでシャフトを入れ替えて試打クラブを作り直しました。

仕事とはいえご苦労様なことです・・・・・(* ̄Oノ ̄*)


このヘッドはロフト表示がなく、10.5度規格の「M」と11.5度規格の「H」

試打クラブはM表示でしたが実測は11.3度でした。

確かに高い弾道になりますが、スピン量が出にくい重心設計のようで、吹け上がらず上がったまま大きな弾道で飛んでいく感じです。

ロフトは少し多い目の方が易しく打てて大きく飛ばせるクラブになるように思います。


先ず感じたことは初速が速いこと。

打球音も冴えているがうるさくはない金属音で、芯を食ったか外したか、ミートのタイミングが合ったか合わなかったか、ではっきり音が違うので分かりやすいヘッドです。


ヘッドの形状から予想された通り重心角が27度と大きく、シャフト軸周りの慣性モーメントは大きいようです。

写真に見えるようにヒールの横(時計で言うと7時くらい)の位置にウエイトビスがあって標準は8g。

4g、6g、10g、12gのバリエーションがあり、これでスイングバランス調整が出来ますが、実際に作る場合はウエイトビスとグルー調整を上手くコンビネーションさせてヘッド内部のどの位置にグルー調整を施すかで上手く重心調整もしてやったほうが使いやすいクラブになりそうです。



フェイス面とボディラインとのつなげ方が生む「顔」の問題だと思いますが、丸顔なんですがターゲットラインに対してアドレスが取りやすいのが良いですね。



ヘッドパーツの定価は65000円(税別)。

当工房のおすすめドライバーラインナップに入りました!



ん?大阪のど真ん中、人形の街から職権がどうの乱用がなんたらと声が聞こえているようですが・・・


もちろん

オシゴトです。


クラブ職人として最も大切なこと




クラブは組み上げられてしまうと外見ではほとんど何も分かりません。

しかし

分解するとほとんど全ての事が明白になります。


どういう手法で作られているのか。

作った人間がどういう思想、信条を持ったどんな性格の者で、どのレベルの技術と知識を持っているのか。

どのレベルの道具を揃えた工房で仕事をしているのか、まで。全て。

クラブの組み立て作業において大切なことはとどのつまり2つです。


各部材の性能、性質が十分に生かし切れていること。

そして

安全な道具であること。


インパクト時に約1トンの負荷が瞬間的に掛かると言われているヘッドとシャフトはほとんど接着剤の強度によって接着されています。


シャフトの塗装面には接着剤が効かない事をこのクラフトマンは知っているのだろうか。


僕の師匠一門でこの仕事をしたら即破門のうえ蟄居閉門お取り潰しです。