プラス要素よりマイナス要素を意識する。
レッスンや人の練習を見ていて、
ほとんどの人に共通して言えることの一つは
スイングにどんどんプラスの要素を
取り入れすぎてしまっているということです。
逆にプロや上級者はスイングから無駄な部分を
削ることに練習の多くを割いています。
つまりマイナスの要素に目を
むけているということになります。
一般的なアマチュアの人たちは
雑誌や本などで、情報を得るのですが、
雑誌や本はその受け取る側の状態、
つまり、読む人のスイング状態を加味していないのです。
だからほとんどの人が
どちらかというと腰などが
回りすぎてしまっているぐらいなのに、
「腰を切る」などの情報を得て実践すると
回りすぎて開きすぎてしまうという
とんでもない状態に陥ってしまうのです。
だから意識してマイナスの要素に
目を向けながら、
練習に励むと効果を実感できるはずです。
そしてマイナスの要素に目を向けて
気がつくことは
「肘を上げない。」
「軸ぶれをしない。」
「体重移動しすぎない。」
「上下動をなくす。」
など基本中の基本になってきます。
こういった基本に
気づかせてあげるのも
私などの役目なのかもしれませんね。