そもそも「ゴルフ理論」なんて、その時代の強いプレーヤーを分析しただけのもので後から付いてきたもの。
それを一生懸命に真似てもあなたの身体に合うとは限りません。
本当はあなたの身体がそれを一番知っているはずです。
自分だけにしか出来ない【感性の打法】を探しましょう!
◇ TOSHI HIRATA と「フロリダの大地」 ◇
巷にはレッスンが溢れています。
理論といえば切りがないほど生まれては消えていきます。
しかし、本当に大切なのは自分自身にあった打ち方をすべきだということです。
「理論は理論」知っていて損はしませんが、
理論にとらわれないでゴルフが出来たら、もっと楽しいものになってくるに違いありません。
実を言うと...私自身が理論からゴルフの世界に入り理論武装してきた人なのです。
ゴルフ理論では絶対の自信があったし、またそれを納得させるだけのショットを打つことも出来ました。
しかし、2年間ほどUSゴルフチャンネルのコメンテーターとして外側から勉強する機会を持った事が、私の中の何かを変えさせました。
個性の強いヨーロピアンツアーのプロや、PGA LPGAのプロを解説していくのは大変難しかったからです。
「ゴルフと云うのはそういった事じゃない!」というのがこの年齢になって初めてわかったのです。
「その人にあったスイングを見つけてあげたい」
「いままで私の理論を押し付けた人にもう一度レッスンしてみたい!」それが文章をかくきっかけになったのです。
「〇〇打法」とか派手なレッスンに目を奪われがちですが、それは万人に合うとは限らないのです。
ティーチングプロの仕事とは、その人にあったスイングを見つけ、その近道を探す手伝いをするだけだと思うのです。
TOSHI HIRATA/26歳からゴルフを始め、29歳でプロ入会。日本プロゴルフ協会A級ティーチングプロとして日本で活動していたが、ツアープロの道を模索、武者修行のため渡米したまま移住。現在はアメリカの日本食レストランチェーン『Seasons Of Japan』のCEOを務める。過去には米国ゴルフチャンネルの解説者の経験や、様々な発信をWEBで行っている。ジョージア州在住