ロフト考~アイアン編 その3 | ゴルフフリークのブログ

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タイトリストのクラブやスコッティ・キャメロンのパターなど、
自分の好きなクラブを中心にチョッとマニアックなものを
紹介していきます♪

ロフト考~アイアン編 その3ですおんぷ

 

今回は”アイアンのストロングロフト化がもたらしたものは何かはてなマーク”

について書いていきたいと思いますビックリニコちゃん

 

まずはタイガートラッキーのアイアンのロフト設定です↓

 

彼のこのロフト設定は20年以上変わっていません!びっくり

 

現在の基準から見るとめちゃくちゃウィークビックリですが、

PWSWの間を除きキレイに4度刻みになっていて、

不自然なところはありませんビックリマークびっくり

 

タイガートラッキーも飛距離が落ちてダウンくれば別かもしれませんが、

まだまだPGAツアーでもトップクラスの飛距離を持っているため、

この長年慣れ親しんだ設定がもたらす感覚と距離感が

中々変えることができない理由だと思われますひらめき電球

 

自分もタイトリスト・フォージドプロト

その次に使ったプロトアイアンぐらいまでは、

スタンダードロフトのアイアンを使っていましたが、

もはやその当時(2005/2006年)ですら、

そんなクラブを使っている人は周りには誰一人いなかったので、

かっこ㊤なんでそんなクラブ使ってんのびよーん!?えーかっこ㊦って

言われたりしてました。。。汗(・・;)あせるあせるあせる

 

 

さて、タイガーは別として現在のPGAツアー選手の

セッティングは以下↓のような感じになってきていますポイント

 

アイアンのストロングロフト化が進んだ結果、

PWLWのロフトが開き過ぎてしまって、

その差を埋めるためにウェッジを追加せざるを得ないような

状況になってきました~びっくり

 

しかもツアーにあってもさらにストロングの傾向にあることと、

年々厳しさを増すコースセッティングに対応するために、

60度を超えるハイロフトのウェッジを入れたりと、

過去のクラブセッティングとは内容も異なってきていますビックリマーク

 

現に3番アイアンを抜いてその代わりに

別の2番アイアンを入れる選手も増えてきていますし、

ロング-ミドルアイアンとミドル-ショートアイアンで

違うモデルのコンボにしている選手も以前より増えてきるような気がしますひよざえもん

※最近は2番アイアンでもドライビングアイアンって呼ぶんですね。。。笑う

 

逆にアイアンは4番からにして、さらにウェッジを追加している選手もいますニコニコ

 

さて話を元に戻しますが、

プロの間でこのストロングロフト化の傾向が強かったのは、

実は日本ツアー日本の方でしたポイント

 

USPGAツアーでは2000年代初めまでは、

まだまだスタンダードロフトのアイアンが主流で、

日本ではまだあまりメジャーではなかったLWが、

早い時期からSWの下にセッティングされていました!

 

一方日本ツアーでは、

1990年代にはストロングロフト化が進んだ結果、

PSとかAWとかFWなんて名称のウェッジが

PWSWの間に加えられるようになりましたびっくりドンキー

※今じゃPSなんていう人は誰もいませんが、

ジャンボが強かった時には結構使ってましたネ~チュー

この頃はアルファベット BS アルファベットも黄金期だったんじゃないでしょうか!?

 

 

そして日本ツアーでもコースセッティングが厳しくなったり、

海外ツアーの影響もあって60度のウェッジが普及し、

PGAツアーでもロフトのストロング化が進んだことにより

GWと呼ばれるものが普及し始めると、

多種多様なロフトのウェッジが登場するようになり、

アイアンからの流れのPWではなく、

ウェッジからの流れのものも出現してきました~びっくり

 

クラブseiseiやボールゴルフボールの進化や、

またコースゴルフの改造やコースセッティングの変化などにより、

ゴルフバッグの中身も段々と変わってきていますてんてんてんウインク

 

プロユースを目的に開発されたものがアマユースに転用されたり、

アマユースを目的に開発されたものをプロが使ってみたりと、

昔に比べると段々と垣根がなくなってきているようにも感じますにこ

 

自分はタイガートラッキーみたいなキレイな☆セッティングが好きハートな上、

ヘンなDASH!こだわり汗もあるのでイマイチ踏み切れないところもありますが、

クラブ選びも時代の流れに適合していくことは必要だと思います~口笛