指導者としてポジティブな言葉はとても重要です。


ネガティブな発言は気分を害するどころか選手の生命を断つと言っても過言ではありません。


「いいことばかり言って」決してそうではありません。


これには深い意味があります。


認めて成長を促す。選手や生徒の力を信じる。


「これがダメだ、ここがああだ」と言い過ぎは批判を言っていることと同じになり、返ってネガティブになることも多いということです。


ネガティブは脳からの指令がうまく働きません。


例えば、バックスイングで肩が回らない人にアドバイスするとき、ネガティブな言い方は「肩が回っていませんよ、それではボールを飛ばないですよ」


この言葉ネガティブなことが2つ入っています。「できていない」「できない」です。


これを「もっと肩を回してみましよ!」「するとボールはもっと飛びますよ」


この言葉には「〜やると」「できますよ」の2つのポジティブな言葉が入っています。


印象はかなり変わります。


できるような気持ちになるのです。


それ以外でもプロテストを受けるような選手もそうです。


私のところではほぼ初心者からプロテスト受かった選手が5人います。


受かるような気持ちに持っていってあげるのです。


ツアーのQTも受かるような気持ちにさせてあげる。


やがてはツアー優勝できるような気持ちにさせてあげる。  


これは指導者としてとても大切なことです。


息子除いてプロテスト受かると離れていく選手がいますが皆、正直成功していません。


それはより深い洞察力と観察力が必要な指導者に恵まれていないからほかならないと思います。