あらゆる本やテレビ、雑誌などでスイングの理論を勉強してもゴルフがうまくなるとは限りません。言い方は悪いかもしれませんが、たくさんのゴルファーがそれらに翻弄されます。そこからは迷いが生じます。



「いくら練習してもうまくならない」そう思われる方は間違いなく練習方法や考え方が間違っています。



「たくさん練習すればうまくなる」「たくさんコースを回ればいいスコアで回れる」間違いではないと思いますが、そんなものではありません。



ゴルフというゲームはいかに少ないスコアで上がれるか?です。いわゆる「上がってなんぼ」です。



スイングがいい、ボールが飛ぶ、アプローチショットでスピンをかけることができる・・・これらはゴルフというゲームで少ないスコアで上がれる可能性を持っているだけです。



練習場でいくらできても本番でできなければ意味がありません。試合に出ている選手は練習ラウンドでいくらいいスコアで上がれても、試合でいいスコアで上がればなければ、納得できないでしょう。



ラウンドする前の日いくらスイングの調子がよくても、当日は思うようにスイングできないかも知れませんし、ほとんどのプレーヤーが緊張をうまくコントロールできないがためにスイングを崩してしまいます。



ゴルフはスイングだけではありません。ゴルフをする上で、スイングがいいに越したことはありませんが、それだけでいいスコアで上がることは無理でしょう。たとえその日よくても次の日、そのまた次の日・・・・と想像してください。安定したスコアを出せるでしょうか?



ゴルフの上級者とは安定したスコアを出せる人のことをいいます。その日スライスしかでない、トップボールばかりでショットが悪くても帳尻を合わすことが出来る人です。もちろん納得はできないかもしれませんが、ゲームの本質から考えれば、このことがよくわかります。



ゴルフはメンタルのスポーツだとよく言われます。メンタルとコースマネジメントを勉強することです。そうすれば自然とスコアがついてきます。



結果報告をいただきました。



松川隆英さんが、八重桜CCで行なわれたコンペに参加し、優勝したとのことです。スコアは91(45・46)で回れたとのことです。これからもどんどん上を目指してがんばってください。ご報告ありがとうございます。



ジュニアでは関西小学生選手権の予選を通った、西郷広也(小学4年)は目標の85(44・41)で回り、26位タイ、横山紗蔵(小学6年)は95(48・47)で24位タイとなりました。



二人とも全国大会出場はなりませんでしたが、いい経験ができたことと思います。



広也はまだまだ小学4年で、初心者でレッスンに通いだしてちょうど2年です。この間にほんとに伸びました。飛距離も170~180ヤード飛ぶようになってきました。次の夏の大会に向けて目標持って練習してください。



紗蔵はレッスンに通いだして1年4ヶ月です。6年で最後の決勝に出場できました。次は中学ですが、これからどんどん厳しくなっていきます。今よりもっと飛距離を伸ばして、中学でも十分通用するような選手になってください。