自分が決めたことをがんばることができるとパワーが出てきます。人にはパワーがある人、パワーが感じられない人がおられると思いますが、強いパワーがある人にはオーラが感じられます。



オーラは自分が意識して出すものではなく、他人がそばに近寄れない独特の「気」を自然に発しているものだと思います。



ゴルフだけでなく、それぞれ自分の決めた目標に向かって突き進み、もがき苦しんで、手にしたものは自分にしかわからない何かをつかみ感じとるものと思います。



ジュニアゴルファーの子供たちにもこのオーラを持つようにもなります。それは自分の決めた目標を成し遂げ、またそれに向かってがんばっている子たちです。



その子たちは目に輝きがあり、力があります。「一生懸命やっているな」といわずともそれがわかります。



自分ががんばれる何かを見つけたとき、うれしくて毎日が充実します。そしてそれがうまくいかないとき、つらい思いをします。そのつらい思いをしているときこそ、成長できるなにかを学ぶ原点になります。



ひとつ決めたことができなかったとき、次のことを探すより、今やっていることに挑戦するほうが成長できると思います。



一流選手ほど、失敗を繰り返し、何度も挫折を味わいながら成長してきたものと考えます。



人生最期のときを迎えても、これに挑戦できて幸せだったといえる人生を送りたいと思います。



私の独り言でした。



鍋谷 忠治