こんにちはクラブフィッターのナオですウインク

今回は苦手なゴルファーが多い「アプローチの打ち方」編。

 

またチャックリした…」その一打でスコアが崩れる

グリーンまわりのアプローチ。
あと少し寄せればパーが取れたのに…という場面、よくありますよね。

 

「ザックリして10センチも飛ばない」
「怖くて手が動かない」
「今度はトップしてグリーン奥へ…」

 

そんな経験、誰しも一度はあると思います。
私自身、ゴルフに慣れた頃に「このアプローチの恐怖」に何年も悩まされました。

 

ミスの原因は“構え方と使い方”にあった

多くのゴルファーがやってしまうのが、


・ハンドファーストを意識しすぎて鋭角にインパクトしてしまう
・フェースが地面に突き刺さる
・上げようとしてクラブが下から入る

 

実は、これが「チャックリ」「トップ」の大きな原因です。

アプローチで大事なのは、“打ちこみにいかないこと”。
クラブのソールが地面をなでるように動くことで、やさしくボールが上がるのです。

 

ゴルフ アプローチの悩むゴルファー

劇的に変わる“ヒール浮かせアドレス”とは?

ここで紹介したいのが、
「アプローチウェッジのヒールを少し浮かせて構える」 という打ち方です。

やり方は簡単です👇

 

  1. 通常より少しクラブを短く持つ

  2. ヒールを浮かせて、トゥ(先端側)で構える

  3. 手首の角度は作らず(ノーコック)、ハンドアップ気味に

  4. 腕と肩で“振り子”のように動かす

この形をつくるだけで、ソールと地面の設置面積が少なくってくれるので、抜けが良くなりチャックリの心配が激減します。
しかもノーコックで打つので、入射角が一定になりやすく、距離感も安定します。

 

対応距離は最大30ヤードまで!

この打ち方は、クラブを変えれば距離調整も可能です。

  • サンドウェッジ(56度前後) → 5〜10ヤード

  • アプローチウェッジ(50〜52度) → 10〜20ヤード

  • ピッチングウェッジ(44〜46度) → 20〜30ヤード

ランニング系のアプローチにも応用できるので、
「PWまで使って同じ動き」で幅広く対応できます。

 

“アプローチが怖い”を卒業しよう

一番大事なのは「自信を持って打てること」。
この打ち方は、結果が安定するだけでなく、
「もうザックリが出ないかも」という安心感を与えてくれます。

 

アプローチが苦手なゴルファーほど、まずはこの方法を試してみてください。
ラウンドで寄せワンが取れたとき、思わず笑顔になりますよ。

 

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