こんにちは、クラブフィッターのナオです![]()
「シャフトのフレックスはSにしています」
クラブ相談でこう言われると、私は必ず一つ聞き返します。
「それ、計測して決めましたか? それとも、なんとなくですか?」
ほとんどの方が、少し間を置いてから「……なんとなく、です」と答えます。
なぜ「なんとなくS」になるのか
理由はシンプルで、「Rだとやわらかいイメージがある」「Sのほうが上手そうに見える」という心理が働くからです。
気持ちはよくわかります。
でも、これが意外と大きな落とし穴なんです。
シャフトが硬すぎると何が起きるか
シャフトはスイング中にしなり、インパクトで戻ることでボールに力を伝えます。
自分のスイングスピードに対して硬すぎると、このしなりが十分に使えません。
結果として
- ボールが上がりにくくなる
- 右方向へのミスが増える(右利きの場合)
- 飛距離が落ちる
「最近スライスが多い」「なぜか飛距離が出ない」という悩みの原因が、実はシャフトの硬さだったというケースを、私は何十回と見てきました。
目安はヘッドスピード
フレックスの選び方は、ヘッドスピード(HS)が基準になります。
| フレックス | ヘッドスピードの目安 |
|---|---|
| R | 35〜40m/s |
| SR | 38〜43m/s |
| S | 40〜45m/s |
| X | 45m/s以上 |
アマチュア男性のヘッドスピードの平均は、だいたい38〜42m/s前後です。
つまり多くの方にとって、RかSRが適正な場合が少なくありません。
ただし、これはあくまで目安。同じ「S」でもメーカーや年代によって硬さはかなり違います。
カタログの表記だけで判断するのが危険な理由がここにあります。
ちなみに女性のヘッドスピードの平均は28〜32m/s。
L 28〜33m/s
A 33〜36m/s
一番いいのは、計測してから決めること
ゴルフショップや練習場にあるヘッドスピード計測器、ぜひ一度使ってみてください。
自分の数値を知っているだけで、クラブ選びの精度がぐっと上がります。
「自分のスピードに合ったシャフト」を使うだけで、飛距離・方向性ともに変わる方は本当に多いです。
道具選びに"なんとなく"が入り込む余地は、意外と少ないんですよ。
golfer-nao.com では、シャフト選びの具体的な考え方をもう少し詳しくまとめています。
ぜひあわせて読んでみてください⛳
