こんにちは、クラブフィッターのナオです⛳️
「やさしいクラブが欲しいんです」
──この言葉、私が25年間で何百回も聞いてきたフレーズです。
でも正直に言うと、
“やさしい”って人によって全然違うんですよね。
球がつかまるクラブを「やさしい」と感じる人もいれば、
真っすぐ飛ぶことを“やさしさ”と感じる人もいる。
軽くて振り抜きやすいのが好きな人もいれば、
打感や操作性を重視して「芯で打てる感覚が欲しい」と言う人もいる。
つまり、“やさしさ”って、**スペックの話じゃなくて“人の感覚の話”**なんです。
私の経験上、クラブのやさしさを感じる瞬間はこうです👇
- ドライバーなら「思ったより曲がらなかった」とき
- フェアウェイウッドなら「苦手だったのに球が上がった」とき
- ユーティリティなら「ラフからでも上手く飛んでくれた」とき
- アイアンなら「ミスしても距離が落ちなかった」とき
- ウェッジなら「悪いライからでもスパッと抜けた」とき
- パターなら「ミスヒットしても思った通り転がった」とき
これ全部、**“結果がちょっと楽になる瞬間”**なんですよね。
「やさしいクラブ」って、
ゴルファーのミスをそっと助けてくれる相棒みたいな存在。
でも、自分に合っていない“やさしさ”を選ぶと、
逆に苦労することも多いんです。
たとえば…
・球がつかまりすぎて左に行くドライバー
・バックスピンが少なすぎて球が上がりにくいフェアウェイウッド
・飛びすぎて距離が合わないアイアン
「やさしい=簡単」ではなく、
「やさしい=自分にちょうどいい」が正解なんですよ。
もし「自分に合うやさしさって何だろう?」と感じたゴルファーは、
こちらの記事でそれぞれのジャンルごとに解説しています👇
🏌️♂️ ドライバー編
🌳 フェアウェイウッド編
🔹 ユーティリティ編
⚙️ アイアン編
⛳️ ウェッジ編
🎯 パター編
結局のところ、
「クラブに合わせる」のではなく、
「クラブを自分に合わせる」ことが一番の近道です✨
もし“やさしさ”に迷ったら、
クラブのせいにする前に“合ってるか”を見直してみてください。
きっと、次の一打が少しだけ楽になります。