こんにちは、クラブフィッターのナオです⛳️
最近、お客さまからよく聞くのが、
「飛び系アイアンって、実際どうなんですか?」という質問。
アイアンの飛距離が落ちてきたゴルファーにとって、7番で160ヤード前後を狙える飛距離性能は魅力的。
見た目の安心感や軽快な打感もあり、気になるモデルも多いですよね😉
ただ、実際に使ってみると、使いこなすにはちょっとコツがいる部分もあるなと感じることがあります。
■「思ったより止まらない…」という声
飛び系アイアンは、ロフトが立っていて強めの弾道になりやすく、
キャリーでグリーンに落ちたあと、ランが出すぎて奥までこぼれるという悩みもよく聞きます。
ショット自体はナイスショットなのに、
「ピンの奥にキャリーして、そのままグリーンオーバーしてしまった」
そんな経験、ありませんか?
これはクラブの設計と打ち方の相性が関係していることが多いです。
※飛び系アイアンは重心の低いモデルが多いので、インパクトを上から打ち込みすぎて、フェース芯の上側に当てるとバックスピンが減り、思わぬ飛距離が出てしまうことがあります。
■ 「飛びすぎる時」と「飛ばない時」の差が出やすい
飛び系モデルは、フェースの反発が大きく、インパクト効率が良い分、
ちょっとした打点の違いで“飛距離が変わる”という傾向があります。
特に**縦距離のブレ(飛びすぎ/届かない)**が気になるゴルファーも多く、
「当たった!と思った時は奥にオーバー」
「同じスイングのつもりでも、今度はショート」
というように、距離感の調整が難しく感じる場面もあるんです。
■ 「飛ぶ=やさしい」ではない
飛び系=やさしいと思われがちですが、
やさしさって、「毎回同じ距離が出せる」ことでもあると思うんです。
狙った距離で、狙った場所に止める。
これを求めるなら、単純に“飛ぶ”だけでは不十分。
クラブ選びは、“その人のスイングや目指すゴルフ”との相性がすべて。
だからこそ、飛び系が合うゴルファーもいれば、スタンダードなロフト設計の方が扱いやすいゴルファーもいます。
(ヘッドスピードが速いゴルファーは番手間の飛距離差が大きくなりすぎ、使いにくい傾向があります)
■ 僕自身は…
僕は、「自分の打点の安定度」と
「グリーンに止めたい距離」を考えて、
飛距離を追いすぎないようにしています。
ショットが当たるかどうかよりも、
“狙った距離に収まるかどうか”。
これが僕にとっての“やさしさ”です😉
あなたのアイアンは、“狙ったところに止まってますか?”
飛ぶ・飛ばないだけじゃない、大切な部分を一緒に見直してみませんか?
狙ったところにきっちり止められるアイアンなら👇記事と参考にして下さい
https://www.golfer-nao.com/zxi5-242cb-xforged-iron/
アイアンでも「楽に上げて飛ばしたい」なら👇記事をご覧ください
https://www.golfer-nao.com/drivestar-iron-typed-types/
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飛んで止まるボールあります👇