こんにちは、クラブフィッターのナオです⛳️
「同じクラブでも、人によって振りやすさが違う」
これ、実は**“体の使い方のタイプ”が違うから**なんです。
今回はそのヒントになる「4スタンス理論」をシンプルにわかりやすくご紹介します!
少し前にこの理論、流行りましたよね
👣4スタンス理論ってなに?
整体師・廣戸聡一さんが提唱した身体理論で、
人の動き方は先天的に【A1・A2・B1・B2】という4タイプに分かれる、という考え方です。
タイプはこんなふうに分かれます👇
分類軸 | 内容 |
---|---|
Aタイプ or Bタイプ | 力を出すときの“重心の位置” (A=つま先寄り、B=かかと寄り) |
1タイプ or 2タイプ | 動きの“ねじれ方向” (1=内旋、2=外旋) |
つまりあなたは、A1/A2/B1/B2 のいずれかのタイプということになります😊
🎙️横田真一プロの解釈
少し前になりますが、プロゴルファーの横田真一プロもこの理論を取り入れて、
DVDや雑誌などでわかりやすく解説していました。
✅簡単チェック!あなたはどのタイプ?
🔹1. ガッツポーズをしてみてください!
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上に“グッ!”と伸びた → Aタイプ
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肘を曲げてコンパクトに“グッ!” → Bタイプ
🔹2. 扇子をあおぐように、手をパタパタ
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手首メインで動かすと楽 → Aタイプ
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肘を使うとしっくりくる → Bタイプ
🔹3. 両足で軽くジャンプして着地
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つま先寄りに着地 → Aタイプ
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かかと寄りに着地 → Bタイプ
🔹4. その場で肩を回してみる
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肩が内側に回るほうがスムーズ → 1タイプ
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外側に開くように回る方が自然 → 2タイプ
🎯タイプ別にクラブの好みも変わる⁉
たとえば私はA2タイプ。
振り抜きやすいクラブ、先が走るシャフトの方がタイミングが合います。
逆にB1タイプのゴルファーが同じクラブを使うと「振り遅れる」「左に出る」なんてことも。
自分の動きに合ったクラブを選ぶだけで、
「スイングが急に安定した!」という声は本当に多いんです。
✅A1タイプ(前重心×内側)
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内旋動作が得意。しなやかで柔らかい動き
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フェースローテーションを使ったインサイド軌道が自然
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シャフトはしなり感のある中調子系が◎
✅A2タイプ(前重心×外側)
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外旋×振り抜きタイプ。回転スピードが出やすい
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先調子系シャフトや、ややつかまりやすいヘッドが相性良し
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左ミスが出やすい方は、逃げ顔ヘッドも視野に
✅B1タイプ(後重心×内側)
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縮む動きが得意。体幹主導の“押し込む”スイング
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粘るシャフト、操作性の高いヘッドが合いやすい
✅B2タイプ(後重心×外側)
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外旋×地面反力型。粘って支えるスイングが得意
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しっかりめのシャフト、安定感あるヘッドが◎
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タイミングより“重量感と支え”で打つイメージが自然
✅まとめにひとこと
「4スタンス理論」は、スイングやクラブ選びのヒントとしてとても有益な理論です。
自分の体のタイプを知ることで、今まで見えなかった“振りやすさ”に気づける人も多いと思います。
ただし──
あまりこの理論にのめり込みすぎると、クラブ選びが複雑になりすぎてしまうのも事実です。
スイングは日々変化しますし、理論だけで「これが正解」と決めつけると逆に遠回りになることもあります。
🔽だからこそ大事なのは、
「ヒントにする。でも縛られすぎない」
そんな“ゆるやかな理解”が、ゴルフを長く楽しむコツかもしれませんね。
理論を紹介しといてなんかすいません