こんにちは、クラブフィッターのナオです😊
今回はこんなご相談にお答えします👇
「ウェッジのロフト、どうやって選んだらいいですか?」
「58度とか60度って必要なんでしょうか?」
意外と奥が深いウェッジ選び。
とくに中上級者になるほど「飛距離」より「スコア」に直結してくる大事なクラブです。
✅ 結論:ロフトの“階段”を作ることが一番大事!
最初に大事なポイントをお伝えします👇
👉 ピッチングウェッジ(PW)から、サンドウェッジ(SW)まで
「4〜6度差」で階段状に構成するのが理想です。
✅ 実践的なロフト構成例【PWが44度の場合】
最近のアイアンはストロングロフト化が進んでいて、
PWのロフトが42〜46度というケースが多くなっています。
その場合、こんな構成が安定します👇
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44度(PW) … アイアンセットのPW
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50度(AW) … 100ヤード前後を狙う
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56度(SW) … バンカー・アプローチ用の万能番手
この「44-50-56」の構成は、非常に使いやすく、
プロからアマまで採用されている“王道の階段ロフト”です✨
✅ 中級者〜競技志向なら【48-52-56】構成もあり!
「100ヤード以内を細かく打ち分けたい」
「グリーン周りで打ち方を変えたい」
そんなゴルファーには、4度刻み構成もおすすめです👇
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48度(GW):フルショット105ヤード前後
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52度(AW):コントロールショット、ピッチ&ラン
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56度(SW):バンカー、ロブ、止めたいショット
この構成はスピンも距離感もコントロールしやすく、
打ち分けが明確になってラウンドが安定します。
✅ 58度や60度って必要?
結論から言うと…
👉 必ずしも入れる必要はありません!
実際のフィッティング現場では、
「58度を入れてるけど、うまく使えていない」
「距離感が合わなくてミスが出る」
というゴルファーが多数。
特に、58度以上のロフトは…
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ボールの下を潜ってしまい、飛距離が出にくい
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芝に刺さりやすくダフリやすい
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フェースの刃がでていてトップしてしまう
👉 無理せず、56度を“少し開いて使う”のが現実的です!
✅ バンスはどう選ぶ?
バンス角とは、ソール(底)の丸みの角度のこと。
簡単に言うと…
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バンス多め(10〜14度) → ダフリに強く、バンカーでもウェッジの刃が砂に潜りにくい
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バンス少なめ(6〜8度) → 芝が薄いライや開いて使うショットに最適、地面に接地したとき跳ねない
☑️ バンスが多いとミスに強い
☑️ バンスが少ないと操作しやすい
という特徴があります。
✅ 最後に|あなたのプレースタイルに合わせた1本を!
ロフトとバンスは、「クラブ性能」ではなく「ゴルファーとの相性」がすべて。
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PWのロフトを基準に、50度・56度の構成が基本
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さらに細かく刻みたいなら48・52・56もあり
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58度以上は、無理せず扱えるかどうかで判断
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バンスは「ダフリに強いか」「操作しやすいか」で選択!
人気モデル(RTZ、SM10、OPUS)の打感、スピン性能、使いやすさを詳しくレビューしています。
🔗ウェッジの選び方もっと詳しく知りたいゴルファーは👇記事をご覧ください
👉 ボーケイSM10ウェッジ 試打レビュー
👉 OPUSウェッジ2024レビュー
ウェッジ選びに迷ったとき、
「何度が必要か?」ではなく、
**「どの距離を打ちたいか?」**で考えてみてくださいね😊
次回のQ&Aもどうぞお楽しみに!⛳