こんにちは!クラブフィッターのナオです
「飛ばしたいんだけど、スイングを変えるべき?それともクラブを変えるべき?」
ゴルフの飛距離アップを考えるとき、よく出てくるのが「スイング vs クラブ論争」。
もちろん、最終的にはどちらも大事なのですが…
“今すぐ”変化を感じたいなら、クラブの方が即効性は高いです。
なぜなら、スイングは「習得と修正に時間がかかる」のに対して、
クラブは「その場で結果が変わる」から。
例えば、シャフトの重さや長さ、ロフト角が自分に合ってないクラブを使っていたら、きれいに見えるスイングでも力が伝わらず、飛ばないことがあります。
逆に、スイングが不完全でも“合ったクラブ”を使えば、飛距離が安定するケースも珍しくありません。
もちろん、スイング改善とクラブ見直しを両輪で進めるのが理想ですが、
「すぐに変化がほしい」「ラウンドで困ってる」場合は、まずはクラブの見直しから始めてみるのがオススメです。
実際、ショップに来るお客様も
「クラブ変えただけで10ヤード伸びた」なんて話、よくありますからね😊
💡 じゃあ何を見直せばいいの?
では、「クラブを見直す」といっても、どこからチェックすれば良いのか?
実際にフィッティングの現場でよく見るポイントを、わかりやすくお伝えします👇
✅ 1. シャフトの重さ・硬さは合ってる?
ドライバーで飛ばせない、方向が安定しない…
その原因がスイングではなく、「シャフトの重さ・硬さ」にあることも少なくありません。
実際、ゴルファーの悩みで多いのが、
「Sだと硬すぎる気がするけど、Rは頼りない」
「なんとなく選んだけど、本当にこれでいいのかな…」というもの。
📌 シャフト選びの第一歩は“自分のヘッドスピード”を知ること
私の現場経験では、男性アマチュアの平均HSは39〜42m/s。
このあたりのゴルファーには、50〜60g台で、SR〜Sあたりのシャフトがフィットしやすい印象です。
ただし!
この数値だけで判断するのは危険です。
🔍 大事なのは「しなり戻りのタイミングが合っているか」
同じヘッドスピードでも、
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ゆったりスイング
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パンチショット気味に振る
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切り返しが鋭い
…など、振り方には個性があります。
たとえば、Rシャフトでも切り返しが速いゴルファーには“遅れて戻る感じ”が合わないことも。
逆に硬めのSシャフトでも、しなりを感じやすい設計なら使いやすいということもあります。
🧩 シャフト選びで大切なこと(ナオ式チェックリスト)
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✅ 振った時に“しなり感”が手元に伝わるか?
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✅ ボールが上がりすぎたり、低すぎたりしないか?
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✅ つかまりが自然に感じられるか?
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✅ 練習後に腕・肩が疲れすぎていないか?
私が伝えたいのは、「Rだから初心者向け」「Sだから上級者向け」という発想ではなく、
“あなたのスイングの感覚”に合うことが最重要だということです。
✅ 2. ロフト角を見直すだけでも球が変わる!
ロフトは「上げた方が飛ぶ」ことがある
「ロフトが大きい=飛ばない」というイメージを持つ方もいますが、
実は逆で、適正ロフトのほうがキャリーが伸び、結果的にトータルも伸びることが多いです。最近のドライバーはロースピンになるモデルが多いですからね。
私の経験では、HS38以下の方はロフト10〜12度くらいを基準にすると打ち出しが安定し、「今まで届かなかったバンカーを超えた!」なんてケースもあります😊
🧩 ロフト調整は“スイングを変えずに結果を変える”近道
スイング改善は大切ですが、時間も練習も必要です。
それに比べて、ロフト調整はクラブを替えるだけで、今すぐ効果が出る即効性のある調整ポイント。
調整式ドライバーをお持ちの方なら、まずは「+1°」を試してみるだけでも違いがわかるはずです。
✅ 3. 飛距離だけでなく「安定感」もクラブで変わる!
スコアを安定させたいなら、「方向性の安定」も重要です。
例えば、ミスヒットに強いヘッド(深重心・高慣性モーメント)を選ぶことで、
大きな左右ブレが減るケースもあります。
飛距離はもちろん大切ですが、“曲がらない=ラウンドがラク”になる実感の方が大きい方も多いです。
🟢 まとめ
というわけで、
「飛ばすためには、スイングとクラブどっちが大事?」の答えは…
✅ どちらも大事。でも“今すぐ変えられるのはクラブ”です!
「じゃあ、自分にはどんなクラブが合うの?」と気になった方は、
最新ドライバーの比較記事も参考にしてみてください👇
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