こんにちはクラブフィッターのナオです。
25年以上専門店でゴルファーのクラブ選びをサポートしています。
今から約25年ほど前からドライバーのヘッドはどんどん大きくなってきました。
現在は市販されているドライバーのほとんどが体積460㎤(ルール限界)となっています。
最新ヘッドは打点が大きく、上がりやすい、そしてロースピン。飛ばしに必要な要素が多く詰まったモデルが主流
しかし、一般アマチュアのクラブフィッティングをしていると
「構えた時大きく見えるヘッドが苦手」
「小ぶりヘッドのほうが振りやすい」
ゴルファーとたまに出会います。
デカヘッドが苦手なゴルファーが最新ドライバーを使うと
- とんでもない右プッシュがでる
- やばいくらい曲がるフックがでる
- トップボールしか出ない
ドライバーでティショットを打ちたいんだけど、スプーンやクリークでティショットを打ったほうがよく当たり、飛んで曲がらない。
そしてドライバーが嫌いになる

数多くのクラブフィッティングをしてきて、現在のデカヘッドドライバーが苦手なゴルファーの特徴がだんだんわかってきました。
- インパクト付近のヘッドターン量が多い
- タメが強く、手首のコックを多く使う
- インサイドアウトのアッパースイング
この3点の特徴があるゴルファーが多いのです。
トップアマやプロでも「昭和のタメスイング」たくさんいますよ

インパクト付近で開いたヘッドを急激にターンするので重心距離の長いヘッドは操作性が悪く合わない。
ヘッドが下から上に動くので重心が低く、深いヘッドはインパクトでヘッドがめくれてしまい合わない。
単純に言ってしまえば構えた時デカく見えるヘッドが合いにくのです。
そんなゴルファーにおススメするのがヘッド体積が少し小さく(450㎤)、ディープフェースなキャロウェイの【エリートトリプルダイヤモンド ドライバー】
- 重心距離が短く、操作性がいい。
- つかまりがいいのでプッシュしにくい。
- ヘッドがカブってインパクトしてもフックしすぎない
- ディープフェースなヘッドがインパクトでめくれないので分厚いあたりになる
- 手元のしっかりした純正シャフトでタメの強いスイングでもタイミングが合う
それでもだめならテーラーメイドの【バーナーミニ ドライバー】
- スプーンより大きくドライバーより小さい、ヘッド体積304㎤で抜群の操作性
- フェアウェイからの直打ちもできる重心設計
- 43.5インチと短く、しっかり、重量感のあるシャフトで振りやすい
最新のデカヘッドが苦手でドライバーショットをあきらめる前にぜひ試してみてください。
「ドライバーでフェアウェイセンターにぶっ飛ばせ!」
苦手な理由が分かってしまえばしめたもの。
明日からはドライバーが得意クラブになってるかも!
最後までお読みいただきありがとうございます。