もう 消えてしまいたい
そんな願いが叶う場所
そこで 私達は生きてるんだと
改めて思う そんな出来事があった
自ら命を絶つ 彼等 彼女は
最後 どんな気持ちでその時を待つんだろ
私達は予想をしなかった遅延や運休に
舌打ちをし 人を恨む
そして携帯を手に
人の命を話題のひとつにしていくけれど
そこには
もう聞こえない 「またね」を迎えた人が居るんだよね
黄色いテープがかかった線路脇に
電車が止まった
サヨナラ
誰かの声が聞こえた
サヨナラ
その隣で 誰かが言うんだ
あんたのせいよ
そんな声が 色んな所から聞こえるんだ
自ら命を絶った
そのタイムリーな場所に私は居て
電車の窓からは
目を反らしたい光景があったけど
すべては理由があって起こる
だから思い出したくない
記憶を楽しい記憶で塗り潰すのを止めた
向き合わなきゃ
何気なく生きていると
命について 考える事は少なくなるから
反対ホームに女の子が居た
ホームに立ち 携帯を見つめ
それはまるで スクリーン内の出来事のように
潰れた電車の前で 平然と携帯をいじっていた
誰かが死ぬ?
興味ない
私には…関係がない
そんな 風に思っているのかな
私も そうなのかな
止まった電車は 亡くなった人の心を代弁するように
潰れて 粉々になっているのに
悲しいくらい その子は大丈夫そうで
私も そんな風に思ってしまう時があるから
しばらく 命について考える
生きている
それだけで素晴らしい
だけど
私たちは 多くを望んでしまう
叶わぬ事にばかり目を向ける
でも
生きている
それだけで 明日がくる
それは 決して当たり前じゃないんよな
