シャフトの話 2。 | ゴルフ迷宮の館 3 FAIRWAY GANG GOLF STUDIO

ゴルフ迷宮の館 3 FAIRWAY GANG GOLF STUDIO

迷宮の館とは、ゴルフでしばし入り込む出口の見えない迷い。
その迷宮から脱出するための道案内を、平成4年よりゴルフスタジオ経営、大手量販店ゴルフコンサルタント経験からブログでご紹介しています。            muziik official shop

ご覧頂きありがと〜〜ございます
キラキラ






「このシャフトは先調子ですか⁉️手元調子ですか⁉️」と聞かれることが結構多いです。








ひと昔前なら、先がしなるのを先調子、手元がしなるのを手元調子で良かったと思います。








でも、現代のシャフトに於いては、測定器具の進化や、







測定理念がより深くなって来て、測定項目も増えました。







今、一般的なものとして、シャフト剛性でその素性を見るということ。







昔は、壁にグリップエンドを引っ掛けて、先端に200gの重りを付けた時に何センチ下がったから、全体の何パーセントから下がるかで、先調子とか元調子とかに分けていたわけです。







今では先、中、元の三点剛性を測り、







そのシャフトは先端(チップ)剛性が低く、中間剛性(センター)が高く、手元(バット)剛性が高いから、先が動く(走る)特徴などと表現されることになります。






でも、センター剛性とバット剛性の差があるかないかで手元がしなる、しならないとなり、






仮にその差が大きく手元がしなると判断されるシャフトだとしても、







手元からぶら〜〜んと大きくしなるわけではないと言うことです。







最近はこの様にシャフトを細かく測定して素性を丸裸にしようとするあまり、





とても煩雑になって来て、ますます、混乱する人も少なくないとは思います。






キックポイントとか、調子という専門用語も今では、逆に分かりづらくなってしまってる気もします。








グリップエンドから何センチのところで固定するのか、







また、カットしてない46インチのシャフト先端に200gでは、しなり過ぎるわけで、実際に装着するヘッド重量で調べなければ意味がないとも言える。






結局、高価な測定器具を揃えても、ユーザーが実際に打たないとハッキリしないのも現状なわけですね。






ですから、大まかな目安を知るには、便利だし、役には立つが、







それが全てではないんです。







筆者などは、超アナログなので、その人がそのヘッドとシャフトとグリップで、何インチで、重さが何グラムのクラブを振った時に、







スムースに振れてるかそうでないかを判断します。







動画を送ってもらい、見てると何のクラブで振ってるかで、







軽いために、腕だけで上げてトップで遊びがあるとか、






無意識にタイミングを取ってるから、軽い重い、






肩から手先までに力感が強いと硬く感じるシャフトを振っているとかおおよその判断は付きます。






まず、これを振って、その次はこれ、そして、これではどう⁉️とやってると、







「あっこれ振りやすい‼️」となります。






その予想と反応が合うから楽しいんですルンルン






大事なのは、どこがしなるとか、動くかより、





スムースなスウィングが出来るかどうかなんだと思いますよ。






それには、その手にしたクラブやシャフトの特徴を掴むとか、合わせるなどまったくもって意味がないんです。






試打の目的は自分のスウィングに合うかどうかを見極めることであって、






そのクラブに合わせてナイスショットを打つわけではないということです。







先調子や手元調子なんて考えないで無意識に気持ち良く振れるクラブ、シャフトを探す努力をした方がより、






建設的だと思うんです。







「よく分かんないけど、打ちやすいんだよぉ〜〜照れ」で良いじゃないですかウインク







そういうクラブやシャフトは必ずありますから上差し







試打した感想を聞くと良く分かりますニコニコ








「これも良いし、これも良いね👍」なんて言う人は、






クラブに合わせてるから、本質が見えてない(自分のスウィングに合うかどうか解ってない)ということなんです。







自分のスウィングで打てば、これは良い👍けどこれは全然ダメ👎となるはずなんです。







そういう反応を見てると面白いんですてへぺろ