シャフトの話。 | ゴルフ迷宮の館 3 FAIRWAY GANG GOLF STUDIO

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迷宮の館とは、ゴルフでしばし入り込む出口の見えない迷い。
その迷宮から脱出するための道案内を、平成4年よりゴルフスタジオ経営、大手量販店ゴルフコンサルタント経験からブログでご紹介しています。            muziik official shop

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先日、接客したお客様が、







「SとSRの違いは何ですか??」と。







「基本的にはSRはSとRの中間くらいの硬さということなんです。」








「じゃ、自分はSRを選べば良いってことですね」と言われるので、







「メーカーによって同じSでも硬さが微妙に違うんです。


それに、硬さだけでなく、どこら辺がしなるとかしならないとかあるので安易に決められないわけですね。」と。







「それじゃ自分で選ぶのは難しいですね」と言われたので、







「はい、まず、無理です上差し自分で自分のスウィングを客観的に見れる人は少ない上に、仮に自身のスウィングを理解してたとしても、そのスウィングにどういうタイプのシャフトが合うのか解らないですよね!?」と説明しました。






筆者から見て自分で選んだシャフトやクラブが合ってる人はかなり少ないです注意






ただ1つ、セルフフィッティングするのに友達のクラブや試打会で試して、








感触の良いクラブやシャフトが合ったら占めたもんですOK







自分の好みのヘッドと相性はどうか、専門家にアドバイスを受けるか、








間違い無いのは、試打したクラブそのものを誂えることです。







必ずしも好みのヘッドが合うかどうかは別物だからです。







次は「硬いシャフトをゆっくり振る」という勘違い。







「ゆっくり」という定義、力加減が各自違うので、







フィニッシュでよろけるほどマン振りするのをフルショットと捉える人がいれば、







そういう人が自分の感覚で「ゆっくり」振るとちょうど良かったりするわけです。








ホントはそれがその人のフルショットなんですね。






シャフトの硬さというのは、スウィングテンポの速さにより合わせるもので、






一般的に硬いシャフトはハードヒッター用だ‼️とか、パワーがないと振れない‼️









という勘違いから、無意識に力入りまくりで打つからまともに当たらなかったりするんで、







ちょっと「ゆっくり」振ってみるかとやると、






意外にタイミングが合いナイスショットが出て、







「そうか、硬いシャフトはゆっくり振るのかひらめき電球」となるんじゃないかと思うんです。







スウィングテンポが速いのと、ボディスピードが速いというのは別物で、







ボディスピードが速い人ほど飛距離に満足してないことが多いんです。







腕に力が入ってるから身体を速く動かして補おうとするが、






力の入った腕が身体のスピードに追いつけないわけです。







だから、「肩の力を抜け」とか「ゆっくり振る」とか言われるんでしょう。






スウィングテンポが速い人は硬いシャフトでないとインパクトに間に合わないし、








ヘッドスピードが速く、芯を外した時にシャフトが軟らかいと、







球がバラけるので、ヘッドスピードが速い人は硬いシャフトを使ったりします。







「硬いシャフトはしならせられないから飛ばない」なんてのも、






勘違いで、シャフトはしならせるものでなく、





ヘッドスピードに応じて「しなるもの」なんです。






テンポが速くタイミングが取れない人は軟らかいシャフトを振ってるうちにシャフトのしなりに任せた打ち方が身に付くはずです。






「硬いシャフトは飛ぶ、飛ばない」ではなく、





硬いシャフトでテンポが合う人はヘッドスピードも自ずと速いし結果飛びますよね。






ただスウィングテンポではなく、ボディスピードが速い人はヘッドスピードが遅くなるので硬いシャフトではタイミングが合いませんから「飛ばない」となります。







その人その人振った時に感じるシャフトの挙動が合うか合わないかを感じ取れればセルフフィッティングも叶います。