ヘッドスペックだけでは語れない | ゴルフ迷宮の館 3 FAIRWAY GANG GOLF STUDIO

ゴルフ迷宮の館 3 FAIRWAY GANG GOLF STUDIO

迷宮の館とは、ゴルフでしばし入り込む出口の見えない迷い。
その迷宮から脱出するための道案内を、平成4年よりゴルフスタジオ経営、大手量販店ゴルフコンサルタント経験からブログでご紹介しています。            muziik official shop

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( ̄^ ̄)ゞ






最近の雑誌や何やらで、細かい測定値が取り上げられていたりしますが、







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使う人のスウィングタイプ、ヘッドの入射角度、ヘッドスピード、





それに合わせるシャフトはドライバーと流れが繋がっているかとかまで考えなくてはチグハグになる事は想像出来ますよね。








測定値は飽くまで目安。








もちろんそれ自体がなくても判断材料が多いほど良いので否定するものではありません。







ただ測定値からスペックをあぁだこうだ言ったところでラチが明かないんです。







重心距離が長い短いからこんな人に合うとか、







手元が硬いからタメを作りやすいと書いてあったり、







一方では手元の緩さがタメを作りやすいとか真逆のことが言われたり書いてあったりして、







混乱してる人も少なくないでしょう。







フィッティングと言うのは、各パーツのスペックを事細かに測ったところで、







そのクラブがどういうスウィングの人に合うのかを的確に捉えなければ、







フィッティングなんてものは出来ません。







筆者の26年の経験です。






いろんなスウィングを見て、何が原因でそうなってるのかを明確に指摘出来ないと、







クラブ側だけのウンチクを並べ立ててもそこからは何も生まれない。







スウィングとクラブの両面で解き明かしていかないと本当のフィッティングにはならないという事です。







もしご同業が「フィッター」を名乗るのなら、







その場で結果を出せなくては証明出来ません。








いつまでもクラブ作って売れば良いと思ってると、






怖いなと思ってしまう。