ドライバーのフィッティングをしていると「バックスピンは2300rpmくらいが良いんですよね 」って言われることがあります。
確かに間違いではありませんが、誰にでも当てはまる訳ではありませんよ。
勘違いなきように
ボール速度を出せる方なら2000~2300rpmでも良いと思います。
ですが、ボール速度の高くない方だと、そのスピン量ではボールに浮力を与えられずにキャリーが望めません。
キャリーが出ないということは飛距離が出ないということになります。
そこに打ち出し角も影響してきます。
要するに、ボールが空中を飛んでいる時間をある程度確保してやる必要があるんですね。
ボール速度は速いに越したことはありませんが、スピン量と打ち出し角はその人によって最適値が変わってきます。
バックスピンが3000rpm以上あるとボールが吹けるって思われがちですが、人によってはそれが最適スピンになることもあるんです。
理論値で表示している弾道測定器では、ボール速度が高くなくてもスピンが少なければ飛距離が出ることもありますが、実際にはそんなに飛ばないことが多いです。
この違いが弾道測定器ではもっと飛んでたのにな~ ってことになるんですよ