(9巻7番 原詩)

Qui ouvrira le monument trouve,
Et ne viendra le serrer promptement,
Mal luy viendra, & ne pourra prouve'
Si mieux doit estre Roy Breton ou Normand.

 

(直訳)
 発見した大きな記念の建造物を開く者
 それをすぐに片づけようとはしない
 悪が彼のところに来て そして 腐らないことを証明する
 ブルターニュの王かノルマンディの王となる そのより良い資産

 4行目が意味不明なのですが、それ以外の部分では、どうやら「エジプトのピラミッドを発掘する内容」と解釈できる詩です。
 1・2行目目は、そのまま文字通り。
 3行目の「悪が彼のところにきて」というのは、知っている人も多いと思いますが、このときの発掘者が不審な死を遂げていて、それが「ツタンカーメンの呪い」などと言われていました。もちろん、ミイラですから「腐らない」わけで、その「製法」が解明されています。

 4行目のブルターニュは、今のイギリス。ノルマンディはフランスのイギリスの向かい側にあるノルマンディ地方のこと。
ブルターニュ↓

ブルターニュ - Wikipedia

ノルマンディ↓
ノルマンディー - Wikipedia

 この部分については、今後、検討をしていくことにします。

 

(意訳)

 不明