(3巻5番 原詩)

Pres loing defaut de deux grand luminaires,
Qui surviendra entre Avril & Mars,
O quel cherte! mais deux grande debonnaires,
Par terre & sea secourront toutes parts.

 

(直訳)
 2つの発光体の離れていなくなった近くでは
 3月と4月の間に奉仕に来る者
 おお 明るい物よ! 2つの温和なものが置かれる
 大地や海を通り抜け すべての部分で救助する

 1行目の「2つの発行体」は、おそらく2巻41番の「2つの太陽」の事だと思われます。
 そして、3行目では、ノストラダムスは感嘆符まで使い、非常に、何かに感動しているようです。それが「2つの温和な(別訳;偉大な)もの」に対してですね。
 4行目では、さらに、その「温和なもの」が、海・陸を問わず、あちこちを移動しながら、すべての部分の救助に当たるようです。


 ここで、ちょっと考えてみると、もしも、地球上の人間が、こういう装置で皆を救えるなら、人々が災害に見舞われた段階で、すぐにやっていると思うんですね。ところが、実際は、世界各国の救助に向かったものが身動きが取れなくなったり、災害に巻き込まれて命を落としたりしているんです。こんなふうに「すべての部分で救助する」ということは、明らかにできていないんですよ。

 そこで、この解釈ですが、ノストラダムスが非常に感動している様子から、神が「明るい何かを与えた」のではないか、と思うんですね。
 そして「2つの太陽」がUFOであるならば、それが置いていったものは「救助用の何か」ではないかと思われます。
 さらに、UFOが置いていったものは、あちこちを移動できるもののようです。

 ただ、今の段階では「何が置かれたか」は、特定はできません。おそらく、地球上の常識では、あり得ない物ではないかと思うんですね。例えば、救助用のUFOのようなものではないか、ということです。

 

(意訳)

 不明