(4巻5番 原詩)

Croix, paix, soubs un, accomply divin verbe,
Espaigne & Gaule seront unis ensemble.
Grand clad proche, & combat tresacerbe:
Coeur si hardy ne sera qui ne tremble.

 

(直訳)
 十字架 平和 ある一つの下に、あらかじめ決められている神の言葉
 スペインとフランスが一緒に一つになる
 大きく近くで覆われ そして、戦いがtresacerbe
 そのたくましい心は 揺れることなしには存在しない

 1行目の「あらかじめ決められている神の言葉」とは、聖書のことだと思います。そのため、冒頭に「十字架 平和」と出てくるのだと思います。
 聖書の預言では「地球規模の大きな災害が起きたときにイエスキリストが再臨する。そして、その後、平和な日々が続く」となっていますから、その言葉を指しているのではないでしょうか。
 2行目の「スペインとフランスが一緒に一つになる」は、周囲が水没することによって、この両国は、ピレネー山脈付近に集まるしかないんです。
 3行目には、まだ、解読できない単語があるので、この後の展開は、今の段階では分かりません。
 大きな救済があるのか、それとも、一気に水没に巻き込まれてしまうのか、この点に関しては、今後の解読になります。

 ここで、水没に関する話ですが、
 もしも、このように、水没が進んでいくと、おそらく、人間に限らず、野生動物なども、ピレネー山脈付近に集まってくるのではないかと思っています。そして、その人間と動物たが集まってきているところも、一気に水没してしまうと、様々な種類の動物が一定のエリア内に固まって死を迎え、そこに土砂が堆積し、何百万年、何千万年、何億年と月日が過ぎると、現代の人間や動物が化石となって発掘されるようになるのではないかと思うんですね。


 ところが、ここでちょっと考えてみると、実際に現在、ある一定のエリア内で、様々な種類の恐竜の化石が発掘されているという所があるんです。
 ということは、上記のように、水没が進み、最終的に、様々な恐竜が集まっている所が水没した、という現象が起きていたのではないか、と思うんですね。後にそこが隆起し、陸地になり、ほんの少し掘っただけで、すぐに化石が大量に出てくるため、子供たちの「発掘体験」に使われている場所になっている、という流れだと思っています。

 すなわち、恐竜が絶滅したのと同じ現象が、この地球で間もなく起きる、ということなのではないか。それであれば、現代に、そのような現象が起きても、おかしくはない、と言えるのではないかと思います。

 

(意訳)

 不明