(1巻38番 原詩)
Le sol et l'aigle au victeur paroisstront,
Response vain au vaincu lon asseure:
Par Cor ne cris harnois n'arresteront
Vindicte, paix par mort lachève à l'heure.
(直訳)
太陽と鷲の勝利者は、勝利の祈祷を行う
虚栄の色の陪審判事へ 根拠のない反応をする
角笛によってきしまず 枷を付けられた人は逮捕されない
社会的制裁による平和 死に向かう 定刻の臆病者
1行目を見てみると、太陽と鷲が出てきています。太陽は「日本」、鷲は「アメリカの飛行機」ですね。となると、アメリカの飛行機と日本が共同で何かを行ったときを指していると思われます。こういうことが今までになかったか、というと、実は、一つだけ該当するものがあります。それがイラク攻撃。
このときは、アメリカが「イラクが大量破壊兵器を所有している」という主張で国連に諮ったのですが、国連側では否決。それでアメリカが単独でイラクを攻撃することになりました。そのときに、協力したのが日本。「ブッシュ~小泉」の関係で、日本が後方支援を行いましたよね。
そして、そのときアメリカがイラクに対して行ったのが「空爆」。要するに飛行機で攻めたんです。
その後、フセインは、地下のマンホールのようなところに隠れていたのを見つかってしまい、捕まります。その穴から出てきてときの映像がニュースで全世界に流れましたが、フセインは怯えきっていて、一瞬別人のように見えました。一時「影武者」ではないかとも言われました。
フセインはアメリカに連れていかれ、裁判にかけられますが、結局、戦闘の名目であった「大量破壊兵器は見つからず」。でも、フセインは死刑になりました。
この状況を当てはめてみると、1行目は、日本とアメリカの協力。2行目・3行目は、イラクの攻撃を行った名目が、虚偽だったことが判明している所ですね。そして、4行目は戦後処理とフセインの処刑と考えられます。
そして、もう一つ。
これが「イラク攻撃」の話だとすると、そこで「太陽」や「鷲」という、今後起きる大災害のときに使われる用語と同じ言葉を使っている訳ですから、大災害が起きるのも、かなり近づいているということになります。
(意訳)
日本とアメリカが勝利を宣言する
フセインを捕まえたが、調査をしても戦争の名目であった「大量破壊兵器」は出てこなかった
3行目(不明)
フセインは社会的制裁を受け 死刑にされてしまう