(5巻81番 原詩)

L'Oyseau Royal sur la cite solaire,
Sept mois devant fera nocturne augure:
Mur d'Orient cherra tonnerre esclaire,
Sept iours aux portes les ennemis a l'heure.

 

(直訳)
 太陽の都市の周りの王家の鳥
 七の月の前の部分が夜の前兆を作る
 オリエントの壁は雷が光るのを探す
 7日間 門で 敵がその時間に

 1行目の「太陽の都市」ですが、太陽は「日本」を表していますから、おそらく日本の都市のどこかでしょう。「王家の鳥」の「鳥」は飛行機ですから、どこかの国の飛行機が日本の都市にやってくるということだと思われます。


 そして、今までの詩の流れを考えると、フランスの飛行機は「雄鶏」ですし、ノストラダムスは、この時期のフランスの事を王家とは言わず「共和国」と書いていることが多いんですね。ですから、可能性としてはスペインやイギリスである可能性が高い。
 さらに、大胆に予測してみると、イギリスではエリザベス女王が他界し、「イタリアの噴火の前に新たな女王が選ばれ」て、その人たちが世界各国を回って歩くようですから、この「王家の鳥」は、チャールズ皇太子と新たに女王になったカミラ夫人が専用機で日本に来るのではないか、ということです。

 そして、2行目ですが「七の月」は「天秤座」で、このときに「イタリアの噴火」が起こります。すると、ここの解釈は、天秤座の初旬に当たる9月20日当たりから10月1日前後にかけての間に、イタリアの噴火の前兆現象が見えるということです。他の詩では「夜に火が見える」という表記もありますから、マグマがせりあがってきて、その状況が周囲から見えるようになる、ということですね。

 この2行の内容を組み合わせると、イタリアの噴火前に、王国の飛行機が日本の上空に来るわけですから、この「飛行機」が来た時が危ない時、と予測できます。さらに、そのときに来るのは新国王になったチャールズ皇太子と新女王になったカミラさんである可能性が高いということになります。

 

(意訳)

 チャールズ皇太子とカミラ夫人が、

   新たな国王・女王となったときに日本に専用機でやってくる

 そのときの9月20日から10月1日にかけて、イタリアで噴火の兆候が見える

 3・4行目(不明)