息子っちの呼吸が止まった日は
新月🌑の日で 夜だったんだ
ベッドの息子っちを見て泣いて泣いて
息子っちの傍でひとり泣いてた
足が 氷のように冷たくなってきてね
「今夜 逝くって決めたんだね」
そう言って 頭を撫でていた
息子っちの目から 涙が流れていた
その涙を指ですくい 口した私。
今夜
ひかりのくにに帰るんだって思った
深呼吸をするみたいに
スーッと 最期の呼吸をして
息子っちは ひかりのくにへ✨
ギュッと抱きしめた息子っちの身体は
筋肉はおちて
柔らかい身体になっていた
息子っちの手を握って
「早く身体から抜けるんだよ
痛くないよ 辛くないよ自由になるよ」
そう言って 泣いた
目を閉じた 息子っちは
「母さん ちょっと疲れたから寝るよ」
そう言って いつものように
ただ 眠ってるようでね
そして 息子っちは
穏やかに 微笑んでいた✨
息子っちの大親友のY君が来てくれて
駐車場で話していたら
視線を感じて 振り向いたら
私のクルマのトランクの横に
息子っちが立っていた
照れた顔していてね
私を見て ニコってしてくれた
身体から出たんだ そう思った
Y君に 「息子っちいるよ」
って教えてあげた
外は新月🌑で 暗いのに
息子っちの立っている処は明るくて
姿は ハッキリ見えた✨
今でも 忘れない
照れた 微笑んでいた息子っちの姿✨
「30歳は
生まれる時に決めてきた寿命だよ」
「母さんが弱く生んだとか
そういう事じゃない
誰のせいでもないよ」
「このまま 死んじゃったら
母さんの心が壊れるから
母さんが ちゃんと覚悟ができるまでと
一旦戻ってきた」
「病気になったのは
ひかりのくにに帰るだめの手段だよ
病気じゃなかったら
事故だったかもしれない」
「愛を学び愛を伝えるだめに生まれてきた」
そう メッセージで教えてくれた。
ひかりのくにに帰ってから
どれくらい経った頃か・・
あふれる光りに包まれて
姿を見せてくれた息子っち✨✨
光の中で にっこり微笑んでいた✨
優しい香りがした
光の尾を握った私は 泣き崩れた
あふれる光の優しさ 慈愛・・
心に沁みて ただただ涙が溢れた
ちゃんと
良き処に着いた 良き処にいるんだと
知らせに来てくれた息子っち✨
息子っち(´;ω;`)
たくさんの愛と優しさを
息子っちは注いでくれた✨
今でもたくさんの愛を
ナンバーや曲
蝶々や虫や鳥の姿で注いでくれています✨
母の日には
ひかりのくにで
逢えますように✨✨