パラアートによる商店街振興の取り組みに関して、
現在、その想いを語ったものを連載しています。
6月に神戸サンボーホールでロボット展示会があり、
行ってみたのですが、その時には商談会や、将来に向けて
名刺交換などをしたり、いろんな会社の方とお話したりも
するのです。
そのときに「パンとアガペー」のコンセプトなどを
お話したりもしたんです。
「障害者をたすけるのではなく、障害者が街に貢献する」
そんなコンセプトでやっています!
そしたら皆すごく感心してくれて、「それはいいですね!」「それは面白いですね!」
などと言ってくれたのです。
そうそうこんな展示会
「パンとアガペー」の11月の展示会には、
オリィ研究所の代理ロボットも来る予定です。
オリィロボットご存じですか?
ALSなど体の不自由な方がロボットを操作し
カフェで働いているんです。
こういったロボットを関西で展開してみようという
企画も同時に進めているんです。
ああ、「パンとアガペー」想いを転載するのでしたね。
では、
団体名としては「パンとアガペー」としてみたのですが、「パン」はブレッドのパンではないんですよ。
ギリシャ神話に出てくる牧神パンのことです。
「アガペー」は、私は「隣人愛」のことだと思っていたのですが、実は「神の愛」という意味でした。
障害者による商店街振興の企画は、障害者による商店街への「隣人愛」でもあり、また商店街による障害者への「隣人愛」でもあるというイメージでしたが、牧神パンの愛というような意味になりましたね。
ところで牧神パンって、ケンタウルスやミノタウロスのように半身半獣の存在で、これは神のような高級な存在ではないことを意味しているようです。
獣性を強く持っているのです。
しかしこれは同時に自然(地球や宇宙)との一体感をも意味し、森の精霊や大地のスピリットのような自然的存在でもあるようですね。
ローマ帝国の皇帝がキリスト教に帰依してから、キリストの時代と言われるようになったそうですが、それまではヨーロッパ世界はパンの時代といわれていたそうで、それほど影響力ある存在であったようです。
今では悪魔の代表格のように言われていたりもするのですが、それはキリスト教が異教徒の神を悪魔として設定したという歴史があったようです。
「ピーターパン」の「パン」は牧神パンのパンだそうです。
ピーターパン。
どこか大人になれない存在という感じがしますが、精霊チックな感じでもありますよね。
どこか発達障害の方をイメージするのは私だけでしょうか?
ピーターパンのような精霊チックな存在。
発達障害の方を天使の卵と言ったりする方もおられますが、精霊チックな存在ということです。
大人になったら天使なのかもしれませんが、大人になれないので精霊です。
獣性を持った、しかし自然との一体感のある精霊チックな存在。
牧神パンはパニックの語源でもあり、山羊座のシンボルでもあります。
牧神ですから羊や牛の安全を確保しながら放牧する羊飼いや牛飼いですからね、悪魔のイメージとは程遠い、実は心優しい存在ではないかと思っていますよ。
しかし牧神パンが吠えるとパニックを呼び起こす。
世界に大パニックを引き起こす。
それが悪魔の代表格レベルにされた理由かもしれません。
しかし牧神パンは心穏やかにパンフルートを吹いていたいだけかもしれませんね。
好色な神であるとの話もありますがね。
獣性の強い半身半獣ですから。
発達障害の方もどこかそういう方が多いようです。
いっぱい心が傷ついているから、いっぱい慰めが欲しいのかもしれませんね。
発達障害の方の中には才能豊かな人も多く、そういう方々の才能を世の中の役に立てるようにしていきたい。
そうすればね、引きこもりの蟻がアリの巣を救う話になるじゃありませんか。
カンパネッラの「太陽の都」になるじゃあありませんか。
そして福祉そのものを新しいステージに持っていき、財政健全化のお役にも立てたなら最高だと思っています。
ひとまず「パンとアガペーの想い」はここまでとなります。
ひきつづき進捗等含めて
この場でみなさんにお伝えさせていただきたいと思います。
ありがとうございました。