今回は、グレーの極端な人間関係の考え方
について書いてみようと思います。
私は自分が不快と感じることを言う人とは
付き合わないようにしています。
それは日本で過ごしている時からですけど
中国に来てからも、そうしています。
中国に来てすぐの時期に知り合った日本人にあることを言われ、私は衝撃を受けました。
「子どもがいないのが信じられない」
「夫と二人だけで暮らしているのが信じられない」
衝撃でしたほんとこのまんま言われました。
なんだこの人…いい人そうに見えるのに
なんでこんなすごい言葉、相手に言うんだろう。心の中だけで思うのは自由なんだから、心で思っていればいいのに。
言葉選びに正直ムカつきました。
マウンティングか?あんたより私が勝ってるって言いたいのか?
など色々感じました。
それ以来、その人と話しても不快でしかなくなりました。
いい所もある人だとは思うけど
私にとって最も不快なことを言われ続けるなら
それはもう悪であり、さよならでいいかな。
一般的にはどうなのか知りませんが
私の友達にはこんなデリカシーのない人はいなくて
もちろん親族にも職場の人とかにも、
他人の子供がどうのこうのって言ってくる人間はいませんでしたので
本当に本当に信じられなかった。
私がその人を敬遠し始めるとそれを感じたのか彼女は
ますます強い言葉を発するようになってきました。
おいおいおい..冗談じゃないよ。なんのはけ口?どんなストレスたまってんの?
もしかしたら私が気にし過ぎ始めたのかもですがね。
私、前に彼女に何か嫌なこと言ったのかな?だから彼女も私にムカついて復讐してるのかな?
一応そう言う可能性もありますよね。
しかしね、意地悪なその人と今後仲良くすることは私にはできないって思えたし
私はもっと日常を楽しみたいのに、一時期は
それもできない程その人の言葉や存在に囚われて
しまい、けっこう苦しみました。
彼女は周りの他の人にもそんな感じなのかな。
彼女と仲良くしている日本人は、皆こういう雰囲気なのかな。
色々想像しちゃいました。
子どもについてはさ、他人にとやかく言われたくないのよ。あなただってそうでしょ?
私にはシロコヒがいるしさ。
私達夫婦のことなんだから。
いくら何か湧いたとしてもさ、飲み込んで下さいよ。社会人でしょ?
色々悩んだ後
彼女が過去に私にしてくれたいい事も全て
無にしていいと判断し、もうその人とはお付き合いしないでおこうと決めました。
グレーゾーン者は思い込んだらまっすぐにそれを
信じ、突き進む傾向があります。
スペクトラムの一部の特性だと思います。
悪い意味で、言葉に弱いのです。
今回の私もそうかもしれない。思い込んだら真っ直ぐに、嫌な気分に囚われ、彼女の良いところなんて見る気もなくなりました。
一時期は彼女の言葉をきっかけとして
色々考えこんじゃいました。
人間の子どもをもたなかったこと…私は他の人と違うんだ。他の人と違うって変なのかな?その時その時で本気の選択をして歩いて来たのに。
なんで知り合ったばかりの他人に、こんな重要なことを無責任に、やんややんやと言われなきゃならないんだ?
私が子供のことを相談したとかなら別だけど。
もちろんそんな相談など、したことなどない。
やっぱり彼女の私への関わり方は嫌だ。…彼女にも闇があるのかな。
なんて想像が膨らみました。
楽しかった蘇州での生活が一気に灰色に。
だけどこういう人の言葉に脳みそを支配されるのは
嫌だなって腹の底から感じて。
気楽なはずの昼の一人時間を楽しめなくなるのは
絶対なしにしたい!
私には穏やかで心の広い夫がいる。
グレーかもって苦しみ始めた時にも
例えそうだとしても何にも変わらない。と言ってくれた夫。
(ときどきムカつくことはある)
でも大好きなテレビが見放題で、
大好きな中国語の勉強に集中できて
毎日好きな食べ物を食べられて
煩わしい親族とも距離をおくことができて
若い頃あんなに1人が気楽と思っていたのに早く
帰ってきてくれないかなと思える夫がいる。
心を許せる友達も日本にだけどたくさんいる。
うまく言えませんが
こんなに素晴らしい日常なのに
イカレタ言葉に支配されていたら
間違いなく、時間の無駄遣いだ
私もいい人のふりをしないでいこう。
我慢して話を聞いたりしないでいい。
嫌なことを言う人には嫌って思っていいし
付き合わないでいいのだ。
それは冷たさではないのだ。自分を守るということなのだ。
そして日常を楽しまないとね。
もったいない!ですよね。
私は私の価値観で生きる。
ちょっと極端かもしれないけど。
優しいふりして嫌なことをわざわざ言う人には
もう支配されないぞ。さよならです。
ここに書いて、おしまいにします