レディルージュはここ５走、勝ち鞍からは遠ざかってはいますが、その内容は重賞２着２回、オープン特別②③着を含む＜0410＞。詰めは甘いですが、とにかく堅実。過去５戦して４敗と天敵といえるエイシンタイガーが今回も相手になりますが、ここは同じハンデ戦だった３走前よりもハンデは広がるはず。当時はハナ差。中間も順調だけに逆転の可能性は十分ある。
プレミアムボックスは昨秋、エイシンタイガー、レディルージュを破り京阪杯を制覇。エイシンタイガーは昨夏のＣＢＣ賞でも下しており、対エイシンは３戦３勝と相性がいい。そのＣＢＣ賞から前々走まで上がり３Ｆは常にメンバー中最速をマーク。前走も２位タイと終いはとにかく切れる。直線が平坦で軽い芝の京都なら持ち味はフルに生きるだけに、今回のカギはハンデだろう。
フライングアップルは前走、初めての1200㍍でエイシンタイガーから0.2秒差２着、レディルージュからは0.2秒先着。短距離適性はあるし、1200㍍２戦目なら前走以上にやれる可能性は十分。中山でＧⅡを勝ち、ＧⅠでも４着がありますが、直線が平坦なコースでは＜2302＞。むしろ平坦向きな感がある。京都なら文句なしだろう。前走後はここを目標に乗り込まれており、ここも上位争い。
グランプリエンゼルは昨夏のＧⅢ函館ＳＳを制覇。橘Ｓではエイシンタイガーを下しているし、NHKマイルＣでは３着、スプリンターズＳも１３着とはいえ、道中で不利を受けてしまいながら0.5秒差、プレミアムボックスとは0.1秒差。力はあるし、スムーズならもっとやれたはず。その前走で外傷を負ったので間隔は開きましたが、１週前の坂路で軽快な動きを見せるなど力は出せそうだ。
アルティマトゥーレの前走は出遅れが応えたのか物足りない内容だった。ですが、それまで重賞③①⑤着、⑤はＧⅠでの0.3秒とＧⅢなら勝ち負けできるだけの力はある。前走後は放牧に出して立て直され、帰厩後の気配は良好。それなりに実績があるだけにハンデはカギになりそうですが、スムーズなら巻き返すチャンスはある。
他では、久々を叩いて上積みが感じられるシャウトライン、芝でも1200㍍ならやれそうなエノクにも注目はしておきたい。
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