臨床の現場でよ見かける姿勢ですが、色々な姿勢の方がいます。

 ・前屈した時に左右どちらかに傾く。

・直立で背中の左右どちらかが出ている。

・直立で左右どちらかに倒れている。

・肩の高さが左右で違う。

 などなど色々なパターンがあります。

子供の場合、学校の身体検査などで指摘される側弯症というのがあります。

 日本整形外科学会の側弯症の診断を引用すると以下のようになります。

 【立位検査】

後ろ向きにまっすぐ立った、気をつけの姿勢で行います。

①肩の高さに左右差があるかどうか。
②肩甲骨の高さと突出の程度に左右差があるかどうか。
③ウエストライン(腰の脇線)が左右非対称であるかどうか。

 

 

日本側弯症学会編集、側弯のしおり『知っておきたい脊柱側弯症』より引用

 

【前屈検査】

両方の手のひらを合わせ、肩の力を抜いて両腕を自然に垂らし、膝を伸ばしたままでゆっくりおじぎをさせます。肋骨や腰に左右のいずれかにもりあがりがあり、左右の高さに差があるかどうか。
側弯症が疑われたら、立位での脊柱のレントゲン検査が必要となります。
レントゲン検査の結果で機能性側弯や治療を必要としない程度の構築性側弯症と診断されても、それが進行するかどうか十分注意し、経過観察する必要があります。

 

とあります。

 

整形外科では、レントゲンを撮って、側弯の角度(コブ角)を測り、側弯の規格と照らし合わせ治療法を決めます。

 軽度の場合は、側弯体操と言うのを自宅でやってもらうのですが、また「〇〇ヶ月後に来てください」と伝えて〇〇ヶ月後に来てもらうのですが、まったく改善してなくて、むしろ酷くなっていた経験をした、またはしていると思います。

 

側弯症は、病的なものを除き側弯症になるメカニズムがあります。

 

レントゲンでコブ角を測るのはいいのですが、レントゲンは3次元の人の体を2次元で表したものなので、ただ見た目で曲っているという情報しか得られません。

 

そこで人の脊椎の構造を理解することが必要になります。

 

脊椎は、頚部は前弯、胸部は後湾、腰部は前弯という形をしています。