BS日テレでTV版「マクロスΔ」の再放送中!!
毎週木曜日の23:30から二話連続放送
前回記事は早瀬未沙様の妄想記事……実は「劇場版マクロスΔ絶対LIVE!!!!!!」の続きのお話と早瀬未沙様のお話は繋がっていると予想中だったりする……
完全妄想爆発につき今回も万にひとつの神話バレ警報かも
神話妄想バレ警報発令かも
マクロス史上初のメインヒロイン歌姫の死……
衝撃の結末を迎えた「劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!」
フレイアの死そのものはウィンダミア人の短命設定から覚悟はしていたけど……
黄金林檎女神イズンが星の子として登場した時は……一瞬北欧神話通りのフレイア大逆転回復ルートに期待したけど……まぁ……常識的にはご都合主義過ぎるよね
フレイア奇跡の大逆転生存ルートの過去記事はこちら↓
絶対LIVE!!!!!! あと一寸ギリギリで幻になったフレイア生存ルート
でもそうなると……やはり北欧神話「イズン奪回」や聖書神話「聖母処女懐胎」とは別の神話が既に走り出しているということに……それを神話大好きクリエイターの作戦ならこうなるかも……と妄想考察したのが下の過去記事……
今回はこの過去記事の内容を振り返りつつその続きを妄想してみるかも
今年1月に出たリスアニ!Vol.53の制作陣先生方の対談記事なんかを読むとEDテーマ「ルンに花咲く恋もある」で示唆された“フレイアの死”は、絶対LIVE公開の数年前から決まっていたみたいだね……
そして絶対LIVEのED曲「ルンに花咲く恋もある」の歌詞……
神聖で醜穢なBABY
「醜」という文字は古代日本においては“異界の恐ろしく強い者”と言う意味……
「穢」は“掟を破った者”“禁忌を冒した者”を意味する言葉
「醜穢」……この文字を見た途端に頭に浮かんだのが「黄泉比良坂の戦い」
神道における重要概念「穢れ」の源となった神話
「黄泉比良坂の戦い」のヒロイン・イザナミは火の神カグツチを産んで死ぬ……
“神聖で醜穢なBABY”とはおそらく風に召され黄泉女神となったフレイアかも
15歳ヒロインの出産は、アニメではそれなりにリスキーな展開……
原初女性のイブ、聖母マリア、そしてイザナミとして子供を産む神話キャラクターを生物工学的な出産でフレイアひとりに全て重ねるというのは、マクロスサーガ上のウルトラギミックになると思う……
リスアニ!面白い記事がたくさんあるから読んでね
では……日本神話「イザナギ・イザナミの国生み」をハヤフレが演じるとして完全妄想してみた
まあマクロスだから途中で神話ルートが二転三転四転しそうだけどね…
とりあえずイザナギ→ハヤテ・イザナミ→フレイア・カグツチ→星の子と思って読んでね
まずは……
高天原の神々がイザナギ・イザナミの男女二神に命じて広い陸地・国づくりを命じるところからスタート……
最初にできた陸地に“天の御柱”を打ち立ててから降り立った二神は国生み開始……はっきり言うと生殖行為……ということに……
ここから神話上のキーポイントになる“天の御柱”の周囲を二人が回りあうお話があって……絶対LIVEでも渦巻き銀河でそれが表現されているという驚くべき背景描写の技も……長くなるから興味のある方は過去記事で読んで欲しい……
最後に火の神炎カグツチ(星の子・闇フレイア)を産んだことで大火傷を負ったイザナミは苦しみながら落命……
イザナミの魂は死者の世界である黄泉(ヨミ)の国へ行くことに……
このイザナミがちょうど星の子誕生後に風に召されたフレイアに相当するかも
そして“黄泉の国”とは“サブユニバース”のことだよね
一方、嘆き悲しむイザナギは最愛の妻神の亡骸を比婆山に葬ったのち、イザナミの死の原因となった火の神カグツチを十拳剣で殺してしまう……
ヒェッ下手すると星の子ちゃんはハヤテに殺される
さらにどうしても妻神イザナミが恋しくなったイザナギ……
とうとう黄泉に関わってはいけないという禁忌を冒して黄泉国(冥界)に侵入……本来生者が行けないところ……手段は不明……
あ~でもカグツチが殺される話……過去記事で書いた…星の子が命懸けでバース断層突破ダイビング魔法を使う話に繋がるのかも
そうでもしないとハヤテがサブユニバースに辿り着けないもんね🤔
参照過去記事↓
バース断層は生者は“いけないボーダーライン” 歌魔法・激情ダイビングなら突破できるかも?
兎に角、何らかの方法で黄泉の国に辿り着いたイザナギ……
そしてついにイザナミと再会……イザナギはイザナミに対して帰ってきて欲しい(黄泉帰る→蘇るの語源)と懇願する……
イザナミは黄泉の国の神々に相談するので「決して自分の姿を見ないで欲しい」と言い残して黄泉の国の暗闇の深奥に消えてしまう……
なかなか戻ってこないイザナミに痺れを切らしたイザナギは、櫛の刃に火をつけて暗闇を照らし奥の間に近づくと……
全身が腐り果ててウジ虫がたかり、頭に大雷神、胸に火雷神、腹に黒雷神、女陰に咲雷神、左手に若雷神、右手に土雷神、左足に鳴雷神、右足に伏雷神の8柱の火雷大神の顔を持った変り果てたイザナミの真の姿を目撃してしまう……
絶対LIVEのED曲「ルンに花咲く恋もある」の歌詞“神聖で醜穢なBABY”はこの変り果てたフレイアだと予想中
また神話研究者の間ではこの八雷神は龍・蛇と関係の深いものらしい……
例えばアニメ18話の遺跡ライブで「風が逆巻く」シーンでフレイアが覚醒暴走……
「 蜷局を巻き yeah 」な描写があるけど、あれはフレイアが多頭神龍や蛇女ゴーゴンみたいになってるのかも……
恐ろしい妻神の真の姿に恐怖して逃走したヘタレ・イザナギに対して、絶対見ルナの約束を破られ醜い姿を目撃されて恥をかかされたイザナミは怒り狂い、配下の黄泉醜女軍(醜女は超強い女という意味)にイザナギの追跡を命じる……
黄泉醜女軍に追いつかれそうになったイザナギは黒御縵(髪飾りの一種)を投げるとそれが葡萄に変わり、黄泉醜女軍はそれを食べるのに夢中になり停止……
葡萄が食べ尽くして追跡再開をする黄泉醜女軍に対して今度は湯津々間櫛(髪櫛の一種)を投げるとそれがタケノコになり、またしても黄泉醜女軍はそれを食べるのに夢中になりまたもよ追跡停止……
黄泉醜女軍の体たらくに業を煮やしたイザナミは精鋭の八雷神と黄泉軍(よもついくさ)1500柱を投入……
黄泉比良坂で八雷神・黄泉軍に追いつかれそうになったイザナギは、そこにたまたま生えていた桃の木から桃の果実3個を採り、それを八雷神・黄泉軍に投げつけることで撃退に成功する……
追手が居なくなった隙に近くに遭った巨岩・千引岩で黄泉比良坂を塞いでしまう……
八雷神・黄泉軍が撃退されたので今度はイザナミ自身が黄泉比良坂までやって来て、千引岩を挟んでイザナギと対峙……
イザナミは「愛しい人よ、こんなひどいことをするなら私は1日に1000の人間を殺すでしょう」と叫び、それに対してイザナギは「愛しい人よ、それなら私は産屋を建てて1日に1500の子を産ませよう」と返して黄泉比良坂を後にし、2人は離縁することに……イザナギは桃の木を讃え、意富加牟豆美命の名を与える……
そして……イザナミは黄泉の国の女王・黄泉津大神(ヨモツオオカミ)となる……
フレイアはサブユニバースの女帝就任
その後イザナギは祓戸四神(おそらく一条夫婦)の力を借りて“穢れ”の禊祓いをする……
ここで重要なのは日本神話では“穢れ”ているのは“黄泉の国に行く禁忌”を破ったイザナギであって、イザナミが穢れている訳ではないということ……
でも「神聖で醜穢なBABY」と表現されているのはフレイア自身なので、おそらくフレイア自身も何らかの“穢れ”……“掟を破った過去”を持っている可能性が示唆されているような気もする……“ヴィオン=偽りの歴史を創る者”と密接な関係があったりするのかも
そして前の記事に書いた早瀬未沙様やミンメイ様の蟠桃が黄泉比良坂にあった桃の木の果実じゃないかなと……妄想してる……
桃の女神……もうひとりの聖母娘娘(セイボニャンニャン)であるランカ様も登場の可能性あり
フレイアがいきなりサブユニバース女帝になるというのは変だけど、そもそもアニメ・劇場版でのフレイアの登場は“密航”……
例えば50万年前とかに……本来サブユニバースの女帝になるはずのお姫様だったフレイアがサブユニバースを脱走して現宇宙に来てしまい、偶然その当時のハヤテに出会って恋に落ち……ちょうど「唇の凍傷」みたいな過去があったのかも
あとイザナギ(ハヤテ)とイザナミ(フレイア)の最悪の別れ方だけど最後までお互いに“愛しい人”だったんだよね……ハヤフレ……
黄泉の国から出られないイザナミからすると、イザナギも死ねばずっと黄泉国で一緒に居られる……ハヤテはフレイアに“ずっと一緒だ”の言質とられてるし…
でも……アニメ最終話EDのジークフリードの中で交わされたハヤフレの会話……
ハヤテ「ずっと一緒だ」
フレイア「覚悟するんよ」
これは名セリフだと思うけど劇場版2作では採用されず……
私にはこの会話はサブユニバース編の為に用意されたセリフのような予感もする……
そして最終的には激しく争った二人はお互いを理解して和解するんじゃないかな……滅びゆくサブユニバースの中で……
そして新たに生まれた新宇宙において、かつてレイブングラス村で失楽園を演じたハヤフレは再びアダムとイブとして復活……とか妄想してみた
“破壊と再生から私ができる”
……を身をもって証明することになるかも