昨日は、疲れちゃってパソコンを開かずに寝ちゃったよ。
さて、マーシャがいろいろ案内してくれたが、あんまり覚えていない。
後々、仕事で案内するようになったから、記憶がごっちゃになってるよ。
夕方になり、マーシャがホテルまでタクシーで送ってくれた。
おいらは、まだ、会社近くのアパートが見つからず、社長の厚意でホテルの1部屋を使わせてもらってた。
社長はホテルまで経営してるのかと思ったら、1フロアだけだと言っていた。
ロシアのホテルは、フロアごとに経営者が違うんだって聞いたけど、本当なのかは分からない。
マーシャとホテルについて、「お茶でも飲んでいくか」と誘ってみたが、「帰って、夕飯の支度しなくちゃいけない」と断られた。
まあ、当然だね。
残念だが、お別れして部屋に行こうとしたら、呼び止められた。
マーシャが手招きしてる。
「まだ、お金もらってないよ。」
「えっ?」
「帰りのタクシー代30ルーブルね。」
「それと、ガイド料金が30、いや、友達だから20ドルに負けとくわね。」
なぁ~に~、金とるんかい。
何のことはない、デート気分で浮かれていたのはおいらだけだった。
後で知ったが、彼女たちは、こうやって休みの日には小遣い稼ぎをしていたのである。
ロシアらしい話だな。