鬼嫁日記4 | 鬼嫁はロシア人

鬼嫁はロシア人

おいらのワイフは、皆が振り返るような美人。でも、その正体はとっても恐ろしいバーバイーガ・・・。じゃなくて、鬼嫁だったのだ。

 会社の建物は古かったが、中はそうでもなく、結構、立派なオフィスだった。

 

 机やソファーなどは、なかなかの調度品をそろえている感じがした。

 

 それもそのはずで、後で、ワイフに聞いたら、「社長はマフィアだから」と言っていた。

 

 マフィアと言っても、我々の知ってるマフィアではなく、外貨を稼ぐ、新興の金持ちのことを陰口でマフィアとよんでいたようである。

 

 当時のロシア(ソ連)では、外貨(ドルや円)などは手に入らないと聞いていたが、あるところにはあるもんである。

 

 社長は車を3台も所有していた。

 

 1台はベンツ、そして、ランドクルーザー、もう1台はマークⅡだったかな。

 

 前置きが長くなったが、おいらが美人のワイフと結婚できたのもひとえにこの社長のおかげである。

 

 この辺のくだりは、また、明日。

 

 今日は眠いからここまで。