統合失調症の弟はいつも妄想で人を困らせているわけではないが、妄想のプロセスには大体2つのパターンがある。




❶1つは実際に妄想の材料となり得るワードが現実世界で交わされた時



❷もう一つは、完全に0から妄想が創造されるパターンである(具体例・弟が私のことを【殺人犯で前科持ち】と信じている等は、全く何のとっかかりもないところから出てきた完全なる妄想である。)





❶について具体的に見てみると、

実際に妄想の材料となり得るワードが、現実世界で交わされていることがわかる。




具体例)

先日、母と電話をしていると



母「あんた、◯◯(弟)に[お前みたいなやつはもやしでも食うとけ]って言うたらしいな。いらんこと言うな」



私「え⁉️私、◯◯(弟)とは、去年の夏から電話ですら話してないけど。おまけに、物理的にも一切接触していないのに、そんなのあり得ないわ」




【母には、この時点で弟の妄想だと気づいて欲しいのだが】




母「けど、◯◯(弟)はあんたにそういう風に言われたって言ってるよ。かわいそうに」




【かわいそうは、冤罪で母から非難されている私である】




私「それは、◯◯(弟)の妄想でしょ?そんなのを真に受けて、いちいち私に言うてこなくていいわ」




母「でも◯◯(弟)はあんたに言われたって、すごく気悪くしてんで」




私「それは知らんわ。そもそも現実に起きてないことだから。◯◯(弟)の頭で妄想したことについて、いちいち責められても困るし、意味ないわ。」




【と言うような[言った・言わない]を何回か繰り返したが、母はやはり弟の言い分を最優先で信じているようである】




【この話を後日、姉にしたところ】




姉「それ私が言ったわ」



私「どういうこと?」



姉「◯◯(弟)が[お金がなくて食べるものがないわ]て言ってたから、[もやしやったら安いし、おいしいよ]て言うたんやけど」




要するに、

「もやし」のキーワードは(弟の問いに対するアドバイスとして)姉の口から出ているが、私が弟に対してしゃべったことになってしまっている上に、[お前みたいな奴は]と言う悪意が弟の頭の中で追加されている。




弟としては、経済事情が厳しいことを言って、姉からいくらかお金を引き出そうと言う魂胆だったのかもしれないが、しぶちんの姉からは、お金ではなく単にアドバイスをもらっただけなので、あてが外れたということなのかも…。(あ〜これも妄想か💦)




そもそも、弟は親の家に住んでいるため家賃が要らない上に、光熱費もインターネット代も食費も全て母親が払っていて、月額6万円を超える障害者年金をほぼ全て自分のお小遣いにしている身分で何を言うか。




弟の頭の中では、食費は自分が払っているとの認識があるのだろうか?実際は払っていないが…。




母が一方的に弟の言い分だけを聞いて、私の言い分は無視して、弟のスポークスマンになって、私を非難してくる事はよくあることだが、こうしたやりとりを何十年と繰り返していると、いい加減、母もおかしいなと思う。




こんなことを言ったら母がブチ切れそうだが、まるで精神疾患の患者が家族に2人いるようである。