統合失調症の弟が警察沙汰を起こしてから、久しぶりに実家に入ることができた話は以前にもしたが、





座る場所もないほど、実家がゴミ屋敷で、このままの状態で実家を放置するわけにもいかないので、少しずつ片付けと掃除をすることにした。






ちなみに、姉は私のような作業はしない。






掃除する中で気がついたのは、母も弟も物をカテゴライズ(分類)できない性質だということである。






例えば、お箸と鉛筆を“所定の位置”に戻すとする。





通常は

お箸=食器関係 / 鉛筆=文房具

とカテゴライズ(分類)するのだが、




母の場合、

お箸も鉛筆も長細いので、両方ともペン立てに入れるか、お箸立てに入れてしまう。





また例えば

母は、洗濯する時、昔の染料の質が悪かった時代の名残で、白モノと色モノを分けて洗う。






そこまでは良い(分けて洗うと水がもったいないとは思うが)のだが、普通は白い台拭き(ふきん)と白い下着(パンツ)はあえて一緒に洗わないと思うのだが、“白”のくくりで一緒に洗ってしまう。






さらにまた、スーパーで買い物をしてきても、買ってきた野菜や肉、飲み物などを、野菜は野菜室、肉は肉用のケース、飲み物は戸袋とカテゴライズ(分類)して収納することはせず、全てを冷蔵庫の戸袋に入れる。(買ってきた食料品を冷蔵庫に入れず、床に放置していることもしばしば)






なので、実家の冷蔵庫の戸袋には、だいたいこんにゃくや豆腐、ちくわやお肉、野菜などがぶっ刺さっており、冷蔵庫を開けた瞬間に、戸袋に無理矢理突っ込んだ豆腐やこんにゃくが落ちてくることもよくある。






弟の場合も、薬と文房具と電化製品が全くカテゴライズ(分類)されずに同じ箱に入っていたり、しかもこのぐちゃぐちゃな組み合わせの箱が複数あったりして、カテゴリー別に分けていくと、以前に買ったことを忘れているのか、同じ商品が6つも7つも出てくる。






部屋に敷きっぱなしになっている弟の上掛け布団を1枚めくると大量のノートと本と乾電池と目覚まし時計が出てきて、それらを片付けて毛布をめくると、今度は大量のプリントと保存食と本と電化製品がぐちゃぐちゃの状態で出てくる。それの繰り返しである。






ちなみに、弟に占領された部屋は未だ片付いておらず、現在の時点で、その部屋の中から目覚まし時計が10個も出てきた。






すべてのものが分類されていないので、部屋を片付けても片付けても、全く終わりが見えない。






カテゴライズできないのは、母も弟も一緒である。






床も見えないほど、ゴミ屋敷と化した実家の母や弟のモノを片付けているうちに、病気だからカテゴライズできないということなのかな?と、思うところがあった。