ここのところ、用事がいっぱい、心身ともにいっぱいいっぱいで、なかなかブログが更新できず申し訳なく思っています。久しぶりに書いてみます。
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妄想が激しく、キツめの統合失調症の弟が、今、何をしているのかと言うと、
なんと
大学進学を目指している。
最速で合格しても、卒業する頃には50才を軽く超えている。
しかも、それを母が全力で応援している。
今から大学に行って、まともに企業に就職できると母も弟も信じているようである。
そもそも弟は勉強が嫌いなのに、大学に行きたいと言っている理由は、ただ単に箔をつけたいから。学歴コンプレックスから来るものである。
そのような不純な理由で目指す大学は、当然地域のトップクラス、いわゆる偏差値60超えの難関大学である。
弟にとっての人間関係は、今のところ、腫れ物を触るような対応で、ものすごく気を遣ってくれる家族や医療関係者位である。
万一大学に入れば、それこそいろんな人と接しなければならない。しかも、自分(弟の同級生や従兄弟の)の子供の世代の若者たちである。
同級生となる彼らが、当然、家族と同じ忖度全開の対応をしてくれるわけがない。
そうでなくても、妄想(特に被害妄想)がひどい弟に、いきなりオブラートなしの強烈な人間関係は不可能だと思われる。それがきっかけで、統合失調症の病状が悪化しないとも限らない。
母は、弟を応援しているが、姉も私も大学進学は無理だと考えている。
しかも第一志望の大学は、電車と徒歩で片道3時間である。
薬の影響なのか、昼にならないと起きてこない弟に、午前中の授業を受けることはほぼ不可能である。
言うまでもなく経済的に下宿は無理である。
そもそも、弟は中学校も3年間、まともに行っていない。
歩いて通える距離の中学校ですら3年間行けなかったのに、電車で往復6時間の大学に4年間通えるとは到底思えない。
私が母や弟の言動に違和感を覚えるのは、母も、弟も健常者としての自立を目指している点である。
病気を病気と認めない、その姿勢が、人生をおかしな方向へ誘導している。
この間にも、月に何万円単位でお金をドブに捨てている。いつになったら気づいてくれるのか?
母と弟が結託している限り、当分無理そうである。