【申請に必要な書類の項に追記あり(5月26日)】【対象者の項目に追記あり(5月29日)】
統合失調症に関する図書を借りてくるのも抵抗がある方や図書館が近くにない方、その他諸般の事情により関連書籍へのアクセスが難しい方のために、基本的な情報や役に立つ情報を少しずつブログに上げていこうと思う。
①精神障害者保健福祉手帳(精神障害者手帳)
【対象者】
・何らかの精神障害があること。
・精神疾患のために長期間日常生活や社会生活に制約が生じている人。
・対象となる精神疾患と診断されて、6ヶ月以上が経過していること。
・病名や年齢は問わない。
・入院中、通院中を問わない。
【手続き】
初めて精神科を受診した日から6ヶ月経過していること。
【更新】
2年ごと(有効期限日の3ヶ月前から申請可能)
【申請窓口】
市区町村の障害者福祉担当窓口
【必要書類】
申請書、診断書、本人の写真、本人の身分証、マイナンバーカード等
【受けられる主なサービス】
⚫︎ NHKの放送受信料免除
⚫︎公共施設の利用料減免(博物館、美術館、植物園、水族館など)
⚫︎交通費の助成
⚫︎バス、電車、地下鉄の運賃割引
⚫︎携帯電話料金の割引(ドコモ、au、ソフトバンク等に直接申請)
⚫︎生活保護の障害者加算
⚫︎医療費の助成
⚫︎税制優遇措置
⚫︎公営住宅などへの優先的入居
など。
※申請するのは基本的には本人。ただし家族やソーシャルワーカーが代行することも可能。
【等級】
⚫︎[精神障害者1級]は、他人のサポートがなければ、日常生活を送るのは難しいレベル。
⚫︎[精神障害者2級]は、仕事、外出、日常生活に大きな制約を受けるレベル。
⚫︎[精神障害者3級]は、就労も含めて、社会的支援を受ければほぼ自立した生活が送れ、ほぼ日常生活に支障がないレベル。
障害者手帳の発行スタートは1995年から。
1 級から3級まであり1級が1番重い。
ちなみに、うちの弟は2級で、手帳はいつも母が申請と受け取りに行っている。